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第15話

家族
2,009
2024/02/10 16:17 更新
















 簡易的な入社式を済ませ



 あなたは 今日から正式に



 ポートマフィアの構成員となった








 中也との関係は出来る限り伏せられ


 一般の構成員として 組織に入社した









りつ
本当に来たんだな





あなた
もちろんだよ
















 中也の言う通り りつくんは この一年


 前線に一度も出ることなく


 中也の幹部補佐として 書類整理をしたり


 体術を習ったりしているらしい














 
 幹部の中也とは滅多に会わなくなり


 私は 忙しい毎日を過ごしていた












りつ
あなた、中原幹部がお呼びだぞ





あなた
分かった










 何だろう、中也と会うのは久しぶりだ







 小さい頃よく遊んだ中也の執務室



 今日は少し緊張する







あなた
ふぅ














 あなたは一つ深呼吸をし



 扉をノックすると中へと入っていった









あなた
失礼します









中原中也
おう、久しぶりだな
中原中也
悪いな急に呼び出して





あなた
お久しぶりです
あなた
ご用件は?









中原中也
ああ、遅くなっちまったが…
中原中也
入社祝いだ







 渡されたのは 有名ブランドの小さな箱




あなた
ありがとうございます





中原中也
開けてみろ









 中には 小さなキーホルダーが入っていた






あなた
あ、たいやき…








 キーホルダーには写真を


 挿入出来るようになっており


 たいやきの写真が入れられていた




中原中也
俺たちはいつでも手前の側にいる




中原中也
離れていても家族だ
中原中也
いつでも頼ってこいよ






あなた
ありがとう









 中也は私の パパでは無い









 幼児化した 私を嫌な顔一つせず



 守り 育ててくれた












 この人とポートマフィアの人たちは



 私の保護者であり 家族







 私は りつくんだけじゃなくて


 マフィアの人たちの役に立ちたい



 









 そのためにこの組織に入った











 
あなた
中也、今まで育ててくれてありがとう






中原中也
ふは、何だよ急に





あなた
素直だから言いたくなった





中原中也
本当に素直な奴は
自分で素直とか言わねえンだよ













 私は これからも


 中也とマフィアの人たちと支え合って生きて行く













 私の "家族"は横浜のマフィアです













                  おわり









 最後まで読んでただきありがとうございます。

 いつものほんわかとした 雰囲気とは違う

 作品にしてみました。

 夢主ちゃんと中也にも いつか別れが

 訪れるんだろうなと思いながら書きました。



 完結まで書き上げて一気に出したかったので

 出すまでに時間がかかってしまいました。


 この作品はこれで終わりですが 2 の方は

 まだまだ続いて行きますので

 引き続きよろしくお願いします。





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