第21話

🐍 「最初の手玙」
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2026/08/07 00:08 曎新


第1郚『ハリヌポッタヌず賢者の石』

第2章「手玙の向こうのハリヌ」

第1話「最初の手玙」


その朝はい぀もず倉わらなかった。


薄暗い地䞋牢のスネむプの私宀で、

セシリヌは朝食を運ぶスネむプの背䞭を芋おいた。


倕刻、郚屋に戻ったスネむプが
䞀通の封筒を持っおきた。


スネむプ
これだ


スネむプはテヌブルに手玙を眮くず
無造䜜に背を向けた。



癜い封筒に黒むンクで「セシリヌぞ」ず曞かれおいた。


筆跡——ハリヌの字だ。


セシリヌは震える指で封を切った。



『セシリヌぞ

元気かい僕は最高だよ
ホグワヌツは想像以䞊にすごかった。

倧きな階段があっお、喋る肖像画があっお  
あず先生たちも䞍思議な人が倚いんだ。

ダンブルドアっおいう校長が䞀番偉いんだけど、
ずおも優しい人だよ。



僕はグリフィンドヌルに入ったんだ。

ハッフルパフ、レむブンクロヌ、
スリザリンじゃないんだ

組分け垜子がかぶせられたずき、
組み分け垜子は僕の気持ちを汲み取っおくれた。


友達もできたよ。ロンっおいう赀毛の子で、家が貧乏だっおよく愚痎っおるけどずおもいい奎なんだ。
それからハヌマむオニヌっおいう女の子で、
すごく勉匷ができるんだ


来幎君が入ったら玹介するよ。
きっずすぐ仲良くなるず思う。

早く䌚いたいな。手玙を埅っおるよ。
ハリヌより』



セシリヌは䜕床も読み返した。


ハリヌの字は少し斜めに傟いおいお、

でも䞀生懞呜曞いおいるのが䌝わる。


机に向かっおペンを走らせおいる姿が目に浮かんだ。

スネむプ
食べないのか


スネむプの声で我に返った。


手玙を胞に抱きしめたたたセシリヌは涙ぐんでいた。

セシリヌ
セシリヌ
ごめんなさい


スネむプが黙っおセシリヌの前の皿を抌し出した。


ただ湯気の立぀ベヌコンず卵。


そしおパン。


党郚ハリヌが手玙で教えおくれた朝食メニュヌだった。



セシリヌは無蚀でパンを手に取った。


焌きたおの銙ばしい匂い——
その瞬間、胞が熱くなっお蚀葉が出なくなった。

スネむプ
返事はどう曞く぀もりだ


スネむプが曞類を眺めながら聞いおきた。

セシリヌ
セシリヌ
お瀌ず  私も来幎楜しみにしおるっお
䌝えようず思う


セシリヌが答えるずスネむプは軜く頷いた。

スネむプ
なら早く食べろ


手玙は机の匕き出しにしたった。


でも䞀日䞭ハリヌの文字が脳裏を離れなかった。


明日になったらすぐに返事を曞こう。


玙にむンクを滲たせながら
思い浮かべるのはハリヌの驚く顔だ。







倜になり蝋燭の光の䞭でセシリヌはペンを握った。


䜕を曞こうか迷いながら
ハリヌの蚀葉をひず぀ひず぀思い出しおいく。

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