第5話

みんなの知りたいこと
22
2024/02/25 10:50
あらすじ
ついて行った先にあった場所はとても大きな城のような場所でした
そこでみんなで話しているようです
扉が開いた音がしました
その後、閉まった音がしました
ミウ
ミウ
今の私たちが戦った人ですよね
キアラ
キアラ
多分ね
ディガル
ディガル
そういえばなんでミウも、キアラも生きているんだ?
俺はこの目でミウと、キアラが倒れているところ見たぞ
ミウ
ミウ
いや、私たちいきてますよ
キアラ
キアラ
勝手に○んだことにしないで!
キアラ
キアラ
ひどいよ
ディガル
ディガル
いや、絶対俺は見た
ディガル
ディガル
幽霊なんじゃないか?
ミウ
ミウ
私たち生きてますって
ディガル
ディガル
いや、幽霊だ
目を覚ませ俺…
キアラ
キアラ
そろそろ本気で怒るよ?
ディガル
ディガル
目が覚めないからこれは現実なのか?
もしかしてここは天国?
ミウ
ミウ
ミウ
ミウ
いつになったら目を覚ますんですか?
キアラ
キアラ
みんな生きてるでしょ!
勝手に全滅したとかならないで!
騒がしくなってきました
ティーゼル
ティーゼル
うるさいなぁ
ミウ
ミウ
おはようございます
ディガル
ディガル
おぉ、起きたか
おはよう
キアラ
キアラ
おはよう
ディガルが私たちを勝手に○んだことにするんだよ
ティーゼル
ティーゼル
あぁ、それならみんな気絶してただけだったらしいよ
ミウ
ミウ
(なんで知ってるんでしょうか)
キアラ
キアラ
(そういうことだったんだ)
ディガル
ディガル
なんだ
よかった
生きてた
ミウ
ミウ
そういえば、さっき私たちが戦った人がこの部屋に一瞬来たんですけど、ここどこですか?
ティーゼル
ティーゼル
すごい大きな城みたいな家
ティーゼル
ティーゼル
まだ家かはよくわかってないけれどね
キアラ
キアラ
すごいところなのかな
リュウ
リュウ
おーい
俺のこと見えてるか?
ミウ
ミウ
うわ!
キアラ
キアラ
(いつの間にこの部屋にいたの?)
ディガル
ディガル
見えてなかった
リュウ
リュウ
結構前からいたと思うんだけどな
とりあえず色々聞きたいことあるからちょっとこっちこい
ティーゼル
ティーゼル
(聞きたいこととは?なんか少し怖いな)
そして部屋の外へと出て行きました
キアラ
キアラ
すごい、こんな大きな部屋見たことないや
ディガル
ディガル
広いけれどなにも置いていないんだな
ティーゼル
ティーゼル
昨日机とかなかった?
ミウ
ミウ
花瓶とか置いてみたいです
リュウ
リュウ
今から準備するからちょっと目をつぶって
4人は目をつぶりました
リュウ
リュウ
うん、もういいや
四人は目を開けました
少しずつ警戒しながら
ティーゼル
ティーゼル
(すごい短かったんだけれど…)
ミウ
ミウ
うわぁ
綺麗に飾り付けされてる
ディガル
ディガル
ん?なんか変わったか?
キアラ
キアラ
(いや、どう見ても家具増えてるでしょ)
リュウ
リュウ
とりあえず座れ
リュウ
リュウ
じゃあ今からお前らが聞きたいことについて答えてやるよ
そのかわり後で俺も質問するからな
ティーゼル
ティーゼル
うーん、じゃあここはどういう場所ですか?
リュウ
リュウ
俺の隠れ家だな
ディガル
ディガル
(隠れ家でけぇ)
リュウ
リュウ
たまに冒険者が俺を倒しにここへと来ることあるから気をつけてくれよ
ミウ
ミウ
(えぇ、人間と戦うこともあるんでしょうか)
キアラ
キアラ
あ、そうだった名前は?
リュウ
リュウ
まだ言ってなかったな
リュウだ
ディガル
ディガル
リュウはどういう存在なんだ?
リュウ
リュウ
それは、ちょっと話すと長くなるから要約するな
ティーゼル
ティーゼル
(長くなるんだ)
リュウ
リュウ
まず、俺はこの森にドラゴンとして住んでたんだよ
ミウ
ミウ
(やっぱり人間じゃなかった)
リュウ
リュウ
そして、よくわからないけど人間の姿へとなったんだよ
キアラ
キアラ
(おおざっぱだなぁ あまりわからないよ)
リュウ
リュウ
まあ、色々とあって城下町を爆破してしまってな
そしたら、空から「よくやった」とか声がしだして
ディガル
ディガル
(空の上ってどんなんだろう)
リュウ
リュウ
空の上へと飛ばされた俺は神々しい人に
「人間が色々な生物を絶滅させている」
「だから人間の数を減らせ 5分の1程度に」ってな
ティーゼル
ティーゼル
(神々しい人かぁ神様とかなにかかな?)
リュウ
リュウ
はぁ?って思ったけれど、どうやら俺はそいつに生み出されたものらしいんだな
だから今は言いなりになってるんだよ
ミウ
ミウ
それは大変ですね…
キアラ
キアラ
(意外といろんなこと教えてくれた 嘘かもしれないけれど)
ディガル
ディガル
(難しくてよくわからね)
リュウ
リュウ
これでOKか?
ティーゼル
ティーゼル
よくわかったよありがとう
キアラ
キアラ
そろそろ交代しようか
リュウ
リュウ
じゃあ、誰か料理は作れるか?
キアラ
キアラ
一応この中では私が料理を作ってるよ
そういえばミウは作れるの?
ミウ
ミウ
作れません
ティーゼル
ティーゼル
そうだったんだ…
ディガル
ディガル
食べるならおいしそうなキノコとか食べれば大丈夫だよ
リュウ
リュウ
俺にキノコとか草食わせるなよ?
多分、ぶっ倒れる
ミウ
ミウ
でもディガルさんいっつもキノコ食べて毒になって私が治してますよね
リュウ
リュウ
じゃあ今度から食在庫から食料もって料理作ってくれよ
俺は自分で作るけれど、基本肉、魚しか食わねぇから
ティーゼル
ティーゼル
言われてみれば昨日の料理、草とかなかったな
キアラ
キアラ
ご飯食べてたんだ
リュウ
リュウ
もう一つ、魔物を倒せる自信はあるか?
ディガル
ディガル
弱いのなら楽勝だ!
ミウ
ミウ
弱いのって条件付きじゃないですか
リュウ
リュウ
なら大丈夫そうだな
リュウ
リュウ
じゃあ、ティーゼルとディガルには、魔鳥の巣へと行ってもらうぜ
ティーゼル
ティーゼル
魔鳥って四人でやっと倒せる魔物じゃないか
リュウ
リュウ
あいつら弱いだろ
キアラ
キアラ
私たちは行ったらダメなの?
リュウ
リュウ
まあ、巣の中にある物によっては全滅だからな
今回は魔法をそのまま跳ね返す物があると思う
ミウ
ミウ
なんでわかるんですか?
リュウ
リュウ
それで俺も痛い目にあったからだな
そこ周辺の巣にはだいたいあるから誤爆する危険があるんだよ
ティーゼル
ティーゼル
(あぁ、完全にディガル言葉選び間違えた…)
キアラ
キアラ
(弱いの基準高すぎるでしょ 絶対二人とも負けるよ)
リュウ
リュウ
じゃあこれ、装備
巣の中にある赤い宝石みたいなのとってきてな
ディガル
ディガル
えー、これ装備しなきゃいけないのか?
ティーゼル
ティーゼル
俺のはあんまり変わらないや
リュウ
リュウ
世界で一つしかないレア装備だけど装備しなくていいのか?
今の装備じゃあ攻撃喰らったらすぐにやられるだろうな
キアラ
キアラ
(結構いいもの準備してくれるじゃん)
ミウ
ミウ
その装備すれば二人とも生きて帰ってこれるんじゃないでしょうか
ディガル
ディガル
わかったよ…装備する
ティーゼル
ティーゼル
あ、意外とこの剣使いやすい
リュウ
リュウ
じゃあ行ってきてくれ
ティーゼル
ティーゼル
わかったよ
ほら、ディガル行こう
ディガル
ディガル
(嫌だぁ 絶対負ける)
そうして二人は出発していきました
《おまけ》
ミウ
ミウ
そういえば魔鳥の巣の場所ってわかってるんでしょうか
キアラ
キアラ
迷子なりそうだね
リュウ
リュウ
あぁ、言うの忘れてたな
ミウ
ミウ
まぁ、迷子になってもキノコとか食べて生き延びると思いますけどね
キアラ
キアラ
毒なってそう
リュウ
リュウ
そういえばなんでお前ら俺の言うこと聞いてくれるんだ?
だいたいの奴は無視するぞ
ミウ
ミウ
えーっと
ミウ
ミウ
(流れにまかせてるだけなんですよね…)
キアラ
キアラ
(思ってた以上に展開がはやくて追いつけなくなりそうだったけど、少し怖いからかな)
キアラ
キアラ
特にないよ
ミウ
ミウ
私はみんながやってるからですね
リュウ
リュウ
というか、俺の話よくわかったか?
ミウ
ミウ
(本当はよくわからなかったんですよね…)
キアラ
キアラ
(ちょーっとだけわかった)
ミウ
ミウ
はい
キアラ
キアラ
まあ、ね
リュウ
リュウ
ふーん、そうなんだ
リュウ
リュウ
まあいいや
リュウ
リュウ
じゃあそろそろ俺はアイテム収集行ってくるぜ
ここ広いから二人で探索でもしてたらどうだ?
ミウ
ミウ
(自由行動になるんでしょうか)
キアラ
キアラ
(案内はしてくれないんだ)
リュウ
リュウ
じゃあな
そうして二人は建物の中に残って探索するようでした

プリ小説オーディオドラマ