第7話

バスケ部へ②
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2019/06/23 08:04 更新
《あなたside》

練習が始まるとさっきとは打って変わって皆真剣に取り組んでいる。
基礎トレーニングにシュート練習、
ボールの跳ねる低い音やシューズの鳴る音を聴きながら彼らの練習を眺めていた。

平日の活動時間3時間のうち、
半分の1時30分ほどたった頃10分の休憩に入った。
シルク
シルク
あーーづ。
喉乾いた。
あなた
あなた
お疲れ様。
「おぅ!」と言いながら、
スポドリを片手に二ィっと笑い彼は隣に腰を下ろした。

シルク
シルク
あ、志麻センセに聞いたけど久瀬クゼさんってアメリカに居てしかもバスケしてたんだって?
彼は「だったら見てるだけじゃおもろく無くね?」と言ったので私は首を横に振った。
あなた
あなた
そんな事ないよ。
向こうでもバスケは友達と遊ぶ時だけだったし試合を見たりするのも好きだったから。
あなた
あなた
自分には考えつかない方法で攻めてる選手を見ると、
「あ、こんなプレーあるんだ」とか発見出来るから面白いじゃない?
シルク
シルク
あー、確かに。
そううなずいた彼は少し考えたあと、大声で
シルク
シルク
はじめせんぱぁぁぁああい!!
久瀬クゼさんバスケ出来るらしいっスよぉぉぉお!!!
叫んだ。
そりゃもう、体育館の半面の端で他の部員とキャッキャしながら遊んでいたはじめ先輩に1発で届く程に。
はじめ先輩
はじめ先輩
まぁぁぁぁじでぇぇぇええ!!??
あなたちゃん集合!!!
あなた
あなた
えぇぇえ・・・
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

はじめ先輩の集合に渋々集まった後、
流石に制服のスカートは動きづらいだろうとの事でシルク君から予備のハーフパンツと靴下を借りた。
袖をまくったブラウスにハーフパンツ、体育館履きという間抜けな格好だが十分動きやすい。
準備が出来た私を見て先輩とシルク君は満足そうに頷いた。
シルク&はじめ
シルク&はじめ
チキチキ!
いきなりやるか!!!
2on2対決〜!!!
どんどん!!ぱふー!
なんて言いながらきゃっきゃはしゃぐ2人にちょっと呆れた。
私が向こうでバスケをやっていたのももう2ヶ月も前だ。
正直、そこまで自信はないが2人が「早くやろう!!」と目をキラキラさせている姿を見ると自然とボールを弾ませていた。

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