第43話

”完璧”な”優等生”だもの。
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2023/08/19 08:03


日曜日。私は久しぶりに公園へ向かった。理由は、、もう一度子どもの、、幼少期に戻りたかったからだ。



そんなことを思いながら私は、近くの公園へ向かう。



夕方だからだろうか子どもは一人もいなかった。その代わり、、、






”ジャージを着た既視感のある男性が立っていた”




ええと、、?”きんとき”さんだっけ



遠くからでもわかる。きんときさんはいつも
”みんなから頼られる””真面目”な、










「偽優等生だから。」





いつもキラキラとした目なのだが、今日に限っては、どろどろとしておりハイライトが無く、




全てをあきらめている、そう読み取れた。



、、、話を聞くかそれとも無視をするのか。


私は前者をとった。理由はやはり、生徒会の情報を集め、褒美を貰うから。だからだ。
あなた
、、、きんときさん?
そういいながら、きんときさんの隣にあるブランコに腰を掛ける。
時宮金
、、、なに
あなた
、、、しんどいんですか。私だったら相談に乗りますけど、名前も知らない赤の他人に聞かれるのは嫌だと思うので、、、お仲間さん、呼びましょうか?
多分、いや絶対に断るだろう。頼るのが苦手、、なはずなんだから。
時宮金
、、、嫌だ。、、、あなたの名字さん?だっけ。よくnakamu達から話を聞くよ。
あなた
そうですか。
、、、めんど
過去、、なんかじゃないな。


虐待かぁ、、、、
あなた
、、、頑張れー偽優等生さんー私はどうでもいいからー。じゃ、バイトあるんで?
時宮金
、、、ぇ?、、、ん?バイトって、、校則違反、、あ、もういない

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