第4話

第一章 4話
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2021/05/02 16:00 更新
あなたが来て数時間後




芥川龍之介
……チラッ
芥川龍之介
………チラッ……………………チラッ
あなたが気になるのか、芥川は横目でチラチラと見ている
その時、
あなた
ん………むぅ……
ゆっくりと目を覚ました
その瞬間、あなたと芥川は目が合った
あなた
……………どちら様?
まだ寝ぼけているのか、目を擦りながら聞くあなた
芥川龍之介
………起きたか、僕は((
あなた
やつがれ……?…………あっ!もしかして芥川先輩!!???
芥川龍之介
………なぜ僕の名を
あなた
いや〜いちよーお姉ちゃんから芥川先輩のことはよく聞いてたもので…ハハ…
芥川龍之介
やはりか、どこか貴様には樋口と似ているような気がしていたのだ
あなた
………似てます?
芥川龍之介
あぁ…………
あなた
そう……………
二人の間に沈黙が流れる
あなた
……私いつ倒れました?
芥川龍之介
僕は知らぬ、ヤツに聞け
あなた
いや、ヤツと言われましても……
芥川龍之介
はぁ……中島敦のことだ
あなた
なかじまあつし……
芥川龍之介
そうだ、もう用事がないなら出ていけ
あなた
出ていけってッ!!ここは芥川先輩のところじゃないんですよ?
芥川龍之介
もうほとんど僕しか来ないが
あなた
芥川先輩はどうしてここに?
芥川龍之介
肺が弱いのだ、だからいつもゲホゲホしてしまう
あなた
げ、ゲボゲボっ!!(か、可愛いぃぃ)
あなた
ではこれで失礼します……またお会いしましょう!芥川先輩っ!!ニコ
芥川龍之介
………
そして、芥川は1人になった
また窓の外を眺めて
芥川龍之介
静かになったな
と、呟いていた。

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