【 凶一郎 side 】
ある日の夕方,あなたに用があった俺は家の中を歩きながら探していた
すると洗面所で気配を感じる
ここにいると確信した俺はドアノブに手をかけ,開けながら口を開く
開けた先にいたのは着替え中のあなただった
そして俺は無言で勢いよくドアを閉めた
シャツを捲り上げ鋼蜘蛛を取り出し,腹を切ろうとした手前であなたは俺の手を掴んで止めた
あなたにしては珍しく焦っている
……何はともあれ気にしていないようでよかった
そんなことを思いながら,こっそり安堵の息を吐く
想像しただけで怖かった
【 凶一郎 side 】
ある日の夕方,あなたに用があった俺は家の中を歩きながら探していた
すると洗面所で気配を感じる
ここにいると確信した俺はドアノブに手をかけ,開けながら口を開く
開けた先にいたのは着替え中のあなただった
そして俺は無言で勢いよくドアを閉めた
シャツを捲り上げ鋼蜘蛛を取り出し,腹を切ろうとした手前であなたは俺の手を掴んで止めた
あなたにしては珍しく焦っている
……何はともあれ気にしていないようでよかった
そんなことを思いながら,こっそり安堵の息を吐く
想像しただけで怖かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。