購買を出て、屋上でご飯を食べる。
その時も、あの子のことが頭から離れずにいた。
Ah、みんなも可愛いって思ってんのね。え?なんか嫌なんだけど…?←((同担拒否な大輝様💙
って、俺何考えてんだよ…笑
でも、俺の心の中にあった複雑な気持ちは消えなかった。
翌日。
今日も購買に来た。昨日と同じ時間に。
そう、俺らが購買に来た理由は女の子を見つけるため。←((食事は調達済み
そして今日はその子と話すと決めた。
キョロキョロと周りを見渡して、女の子を探す。
すると__
颯の一言で、みんな同じところに視線を向ける。
少しずつ近ずいて行く。
そして__
一言だけ話しかけた。
驚く姿が可愛かった。いや、可愛い。
颯が手を取り、無理やり腕を引っ張った。
颯、ずりぃ…。
行っている途中、色んな障害物に出くわした。
誰も答えたくなく、無言になる。
可愛くない…?めっちゃムカつく。お前の方がブスだっつーの
そのまま屋上に連れて行く颯。
〜屋上〜
屋上に出て、そこら辺に座る。
その子の記憶の片隅に俺らが居たことが嬉しく思えた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!