そうセブルスは顔を下に向けながら言う。
リーマスからの返事がなく、どんな顔をしているのか怖くて顔を上げられずにいる
沈黙に耐えられなくなったセブルスは、
そういい、逃げようとしたが
引っ張られ、ベッドに2人倒れ込む
セブルスはリーマスに馬乗りのように乗っかる体勢になる
抱きしめられ、身動きが取れない
しばしの沈黙の後、目を合わせると
とてつもなく恥ずかしい言葉を言っているのに気づき、次第に顔が赤くなる
声を絞り出すが、小さくて届かない
リーマスは分かっているはずなのに、言わせようと言葉をかける
その言葉を聞いたリーマスは微笑み頭を優しく撫でてきた
セブルスはどうしていいか分からず、目を泳がせる
リーマスは頬をスルリとなで、視線を合わせ
ずっと欲しかった言葉が聞こえてくる
この人でなきゃ、ダメだとそう感じる
返事を返すのが恥ずかしく、顔を見られないよう、首に手を回し力いっぱい抱きしめる
ゆっくりと頷き、リーマスも抱き締め返した。
啄むようなキスや舌を入れ甘い口付けを交わし吐息を漏らす
静かな部屋にいやらしい水音が響く。
リーマスはセブルスを求めるように、腰あたりを怪しい手つきで撫でる
名前を呼ばれ、嬉しい気持ちを隠しながらさわさわとおしりの方へ手を近くしていく
今日はこの後、セブルスは授業の予定がありこのまま行為を致すのは止めなければいけなかった。
シラフの時に誘いを受け、恥ずかしさがあるものの断る理由は無かった
また耳元で囁かれたことで、昨日の羞恥な行為が鮮明に思い出される。
照れたのを隠していたつもりだったが、リーマスにはお見通しのようだ。
2人はしばらく抱き合い、お互いの体温を感じ合っていた。
END
--------キリトリ線--------
ハッピーエンドです。
本当は🔞ありにしたかったんですけど、ゆるい感じもいいかなと思いましてね。
後日談とかも書けたらいいですね。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。