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あなたside
秀 「 俺がどれくらいあなたのこと好きか
知りたい? 」
『 へ? 』
(( ちゅ
『 っん 』
私をベッドに押し倒す秀太。
秀太が変。
いつも必ず私に聞いてくるのに。
急に こういうこと してくる秀太は
なんだかいつもと少し違う気がして。
[ 男の子 ] 。
そういう目をしてる。
『 しゅ、た? 』
『 どーしたの、? 』
どきどきしすぎておかしくなりそう
(( ちゅ
『 ん、っ 』
秀 「 今日に限ってあなたから でーと 誘ってくるし 」
(( ちゅ
秀 「 妹のこと浮気相手とか勘違いしてるし 」
『 それは秀太が言ってくれなかったからでしょ! 』
秀 「 そうだけど。 」
秀 「 記念日忘れてるし 」
(( ちゅ
秀 「 俺、いつもあなたのことしか考えてないっ、 」
そう言いながら秀太は
何度も何度も確かめるように
私の身体に きす をしてきた
秀太が泣きそうな顔をしてる
『 しゅた、 』
『 ごめんね、? 』
秀 「 、、、 許せない 」
『 え? 』
秀 「 俺、あなたに嫉妬して欲しくて 」
秀 「 それで、妹のこと言わなかった 」
秀 「 でもそのせいであなたを悩ませたって思ったら 」
秀 「 そんな自分が許せない。 」
『 秀太は悪くない 』
秀 「 悪いんだよ 」
『 でも、 』
秀 「 こんな俺だけど 」
秀 「 これからも俺と付き合っててくれますか? 」
『 、、、 』
『 当たり前でしょ 』
『 私、秀太しか考えられない 』
秀 「 っ、 」 (( 赤面
秀 「 急にそんな真剣な顔で、 」
『 真剣だよ、私 』
秀 「 わかってるよ 」
秀 「 俺もあなたしか考えられない 」
秀 「 これからもよろしくな 」
『 うん! 』
秀 「 ねえ 」
『 ん? 』
秀 「 いい? 」
『 え? 』
秀 「 まあ、やだっていわれてもするけど。」
(( Dきすされてます
『 ゃ、ん、、 』
秀 「 可愛い。 」
『 しゅた、ぁ、 』
秀 「 大丈夫、優しくするよ? 」 (( にや
急にSな秀太
絶対嘘だ。
もう既に私が抵抗出来るような態勢ではなく。
秀太有利。
秀 「 最近シてなかったじゃん 」
『 わ、わかったからっ、 』
秀 「 ん、決まり。」
秀 「 何も考えられなくなるまでするから。 」
秀 「 覚悟しとけよ 」
この時点でもう優しくないし。
結局、秀太が優しくシてくれるわけなく。
とてもとても熱い夜を過ごしました。
朝。
『 久々だったから、腰やば、 』
秀 「 ん、、 」 (( zzz
『 寝てる時の秀太は無防備。 』
『 ずるいよ。』
秀 「 、、、ん、 」 (( zzz
秀太、朝めっちゃ弱いです。
あと、不機嫌です。
なので起こさないように、
洋服を着ようとするあなたちゃん。
だけど。
寝ぼけてる秀太に捕まりました。
『 秀太 』
秀 「 ん、何、 」
『 ご飯作るから離して 』
秀 「 、、やだ、」
待って、秀太が さとう なんだけど
『 どしたの、 』
秀 「 あなた、、 」
『 うん? 』
秀 「 すき、 」
『 !? 』
『 秀太?熱でもあるの? 』
付き合って1年経つ私たち。
だけど秀太は滅多に普段
好きだなんて言わないから
普通に焦ったあなたちゃん。
秀 「 知るか、そんなん。 」
秀 「 記念日だから言ってあげたのに。」
『 うぅぁ。』
『 秀太すき! 』
『 だいすき!! 』
秀 「 うるさ、 」
秀 「 そんなんわかってるし 」
秀 「 昨日散々聞いた 」
『 〜っ 』(( 赤面
『 秀太のばか! 』
秀 「 はいはい " 」
秀 「 はやくご飯 」
『 秀太が捕まえるからでしょっ 』
秀 「 はいはい、そーですね 」
『 もー! 』
そんなこんなで幸せな一日を過ごした二人でした
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。