第44話

やり返し
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2025/12/27 01:00 更新
楓香
楓香
さ~行きましょう!
竜弥
竜弥
...........
茜
......ふー..
茜
あのさ竜弥!
竜弥
竜弥
あ?なんや??
茜はきっと侑都の事を好きになって、
俺に何か相談しようとしてた中、
俺も考え事をしてた為、
返事が最悪な奴になった事に
内心慌てとったのをよく覚えてる。
竜弥
竜弥
(やべ、感じ悪い奴みたいなった..
大丈夫かこれ...
茜
....竜弥は今日帰ったら
何かする予定ある?
竜弥
竜弥
(全然大丈夫やった。
長い相談になるのか、
俺が今まさに
考えとった事に触れてきた。
本人はそんなつもりがないのだろう
純粋な目で見とった。
竜弥
竜弥
........好きやった奴の家に行く。
茜
え?
今まで茜の行動を陰から見てたら、
俺もいつまでも諦めてたあの時で
止まる訳にはいかへんなと思っとった。
前向かへんと、社会に出た時に
後悔がどんどん募ると思ったから。
これからも皆で集まるなら
いつまでもアイツらと会話を拒否するのは
それこそ後悔として残ってしまうから。
相手も同じなのか、好きな人から
昨日メールで呼び出された。
竜弥
竜弥
呼ばれたんや..メールで
いつもなら無視するけど、
今回はそんな事する訳には行かん。
だけど、不安はずっと残っとる。
茜
話すの....?
竜弥
竜弥
いや、喋られへんかもなぁ..
そう、もう俺は6年間
あいつらと..好きな人と話した事がない。
俺の心が痛むから。
俺の心の奥にある古いノートが
鮮明に思い出すようにページを捲るから。
茜
...........
竜弥
竜弥
茜に偉そうに言うとるけど..
茜
ん?
竜弥
竜弥
俺は茜みたいに真正面から
言う勇気あらへんねんw
茜
................
茜
.......竜弥!
竜弥
竜弥
ん?
茜
錆びた鉄は錆び取りスプレーで
取るんだよ!
竜弥
竜弥
え..どういう...
茜
完全に錆びた鉄はまた
綺麗に0になるんだよ!
竜弥
竜弥
茜
竜弥も出来るでしょ?錆び摂りスプレーで
錆びを取るくらい!
茜が言いたい事は、
どんなに心が離れて
話さなくなっても、
話合えばまた元に戻るって事やろう。
竜弥
竜弥
......くっそ..w
やり返された..
経験者は語るってやつかな
茜は今まで大変な道を歩いとったもんな。
竜弥
竜弥
『あれ?屋上開いとる..』
楓香
楓香
『......もしもし日葵さん!』
日葵
日葵
《あぇ?楓香さん?》
楓香
楓香
『いつまでも茜さんの子供の様に
 見てあげないで下さい』
竜弥
竜弥
『....』
茜
『.........』
竜弥
竜弥
『(周りが言ったらアカンねん..)』
楓香
楓香
『茜さんはもう立派な人間です!
 なので、見方変えて下さい!
 分かりましたか!?』
日葵
日葵
《お、え?は、はい....》
竜弥
竜弥
『....やめてあげや..自分から言わな..』
竜弥
竜弥
『俺みたいなるで...』
茜
『別に、そういう目で見ていいよ』
竜弥
竜弥
『!』
茜
『そういう目で見てくれていい
 いいけど..少し..少しだけでいいから』
日葵
日葵
《?》
茜
『......友達って言う目で見て欲しいな』
竜弥
竜弥
『........』
俺が心配せんでも茜は強かった。
茜
『私、恋人関係なく他人の意見で
 変わる人が苦手でさ、w』
竜弥
竜弥
『......。』
茜
『せっかく貰ったんだけど』
???
『あれ、竜弥何してるの此処で』
竜弥
竜弥
『.......なんもない』
???
『あ、ちょ...』
茜
『けど、何か違うよねって』
茜
いひひwやり返したった
ここは経験者の言葉を
頭に入れておこう。
竜弥
竜弥
そうよな、ありがと頑張るわ
茜
明日話聞かせてね?
経験者の話を入れとけば
きっと心に余裕が持てて
竜弥
竜弥
分かった、話すわ
きっと解決できる話し合いになれるから。

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