第28話

28話(24話)
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2024/01/25 22:15 更新
『じゃあ、ちょっと気合い入れ直します笑 ちょっと泣きそうだから、一旦ペン置くね。 よし、書くね。』
『おばさんへ
 おばさん、今まで本当にありがとう!おばさんがいてくれて、本当に良かったって思えることがいくつもある。なんなら、あなたはおばさんのことお母さんって思ってたんだよ?中也のお母さんになってくれてありがとう。おばさんがあなたのこと面倒見てくれて、どれだけ気持ちが楽だったことか。きっとこれからもおばさんはおばさんでいてくれると信じてるから。おばさんがあなたのことそこまで病人扱いしなかったおかげで、ありのままのあなたで生きれた気がする。太宰あなたっていう、一人の人間として。本当に、本当にありがとう。おばさんの優しさと温かさで、私は救われました。おばさんの美味しいご飯、もう食べられないと思うと辛いよ、、、。おばさんの優しい笑顔、もっと見たかったな。見納めってことでいっぱい見ておかないとね!笑 あなたがいなくなっても、おばさんは中也やおじさんと、ずっと仲良くしてほしいな。それと、お兄ちゃんのこともよろしくお願いします。おばさんの優しさで温めてあげてね?それじゃあね、ありがとう!大好きだよ!
                  あなた』
『おじさんへ
 おじさん、今まで本当にありがとう!(おばさんと同じ書き出しなのは許してね笑)おじさんには、いっつも弱いところばっかり見られていた気がするなぁ。なんか、おじさんは変に話しやすいところがあるから、なのかもね。実をいうと、中学1年生のとき(めっちゃ反抗期だったとき)おじさんと顔を合わすことが結構気まずかったりしたよ笑 だって、いくら家族って思ってても、あの頃の私は友達のお父さんって感じだったんだもん。あの頃は、おじさんとの会話も少なかった気がする。もっといろんなことを共有しておけば、ちょっとは楽だったかもしれないのにね。でも、おじさんがいてくれたおかげでパニックになってもすぐに落ち着くことが出来た。ありがたすぎるくらいありがたかった。感謝してもしきれないよ、、、。最後になるけど、私がいなくなったあとでもおばさんと中也と仲良くね。それじゃあ、今までほんっとうにありがとう!大好き!!
                  あなた』
『中也へ
 中也、ついに君の番だよ笑 実は、今めっちゃ手が震えてる。中也に何書こうかなってずっと考えてたんだけど、考えるまでもなかったかも。いつも、私たちを一人にしないでいてくれてありがとう。これが、多分一番伝えたいことだと思うんだよね。親がいない私たちにとって、中原家の人たちは本当に優しくて、あったかくて、大切な人たちなの。中也は一人っ子で親を独り占めできる権利がある。なのにその権利を使わずに、私たちに分け与えてくれた。もし、中也が自己チューで親は自分のもの、奪うんじゃねえよって考え方だったら、私たちは今頃グレてます笑 でも、本当だからね?本気で、私は中也に感謝してる。お兄ちゃんも言わないだけだと思うけど、きっとすごく感謝してると思う。これまでもそうだったけどさ、これからも中也はお兄ちゃんの隣にいてあげてください。お兄ちゃんが嫌って言っても離れないでください。私は、いつまでもいつまでも、見守ってるからね。それと、これは私の権限で、お兄ちゃんの隣は中也以外許しません。笑 それじゃあ、長くなっちゃったけどさ。私が持ってる語彙力すべて使ってもたりないくらいの感謝を中也に伝えるね。これまで本当にありがとう!幸せに過ごしてね!大好きだよ〜!!!
                  あなた』 
『お兄ちゃんへ
 最後、お兄ちゃんだよ。今、お兄ちゃんって叫びながらお兄ちゃんの胸の中に飛び込みたい衝動に駆られてる笑 お兄ちゃんに、なんか特別なこと書きたかったんだけど、そんなこと書いたら泣いちゃうからさ。だからもし短くても許してね?笑
お兄ちゃんは、本当にあなたのことを1番に考えていてくれたよね。ずっと、頼ることが出来たのお兄ちゃんだけだったから。おじさんやおばさんは、家族みたいって思えても本当の家族じゃなかったわけだし。そこ考えちゃうと人生でたった1人の身内がお兄ちゃんなんだって、改めて実感してます笑 お兄ちゃんが反抗期だったとき、あなた実は結構ショックだったんだ。家に帰るのが遅くて、晩ごはんを1人で食べる日々。悲しかったし、苦しかった。いつになったら終わるんだろうって思ってたけど、結構長引いちゃって。それで一瞬お兄ちゃんのこと嫌いになったよ笑 でも、それでも、反抗期が去って話せるようになって、どれだけ嬉しかったか。あなたの小学6年生の授業参観のとき、お兄ちゃんが来てくれて嬉しかった。あなたのお兄ちゃんだよ〜!!って、みんなに自慢したいくらいに。でも、そんなことしたら迷惑だしさ、流石にやめてたんだ。でも、今考えるとやっておいたほうが良かったよね。だって、結構後悔していることの1つだもん。お兄ちゃんも死なないうちに、やりたいことやってたほうがいいよ。絶対に後悔しないように。あなたが後悔してるのはね〜、、、お兄ちゃんに、もっとありがとうって伝えたかった。中也に、これからもお兄ちゃんのことよろしくねって言えばよかった。鏡花に、私は何があっても絶対にあなたの味方だって言いたかった。まだまだあるんだよね、実は。まあでも、ここではお兄ちゃんのためだけに書く。お兄ちゃん、あなたは幸せだった。この世界で生きることが出来て、みんなに愛されて。そうやって生きることが出来たのも、全部お兄ちゃんのおかげ。お兄ちゃんがあなたに沢山愛を注いでくれたから。沢山褒めてくれたから。沢山怒ってくれたから。ありがとう、ありがとう。本当に、ありがとう。お兄ちゃんがいてくれて、こんなに幸せな妹は他に絶対にいません。お兄ちゃんの妹に生まれて、太宰あなたとして生きることができて。これからもその優しさを、いろんなひとに与えてください。ずっとずっと、見守ってる。お兄ちゃんお兄ちゃん、お兄ちゃん。もっとお兄ちゃんって言いたかった。でも、それはもう叶わないから。私の分まで、幸せになってね!!やば、短くなったらごめんとか書いておきながらめっちゃ長くなっちゃった!笑 まあね、改めて。お兄ちゃん、大好きです、愛してるよ〜!!!!
                  あなた』

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