白うさぎが僕らに触れると、視界が暗転した
どうやら転移したのだろう。
不思議の国のアリスで出てきていたお茶会の場が今、僕の目の前にある……!!!
わーーーーまじか!!え、まって異能空間とは言えども、有る!居る!お茶会の場に僕も立っている!!
二葉亭四迷の心……柏木思議の心は感極まっていた。
ルイス・キャロルはそんな二葉亭四迷を驚いて見ていた。
多分普段の彼はあまりキラキラとした眼差しを向けないからなのだろう。
ルイス・キャロルは疑問に感じたことを率直に二葉亭四迷へと発した。少し眉を下げながら
本で読んだ通りだって言えるわけないじゃないですか……
そんな、曖昧な返答を二葉亭四迷は返すしかないのだ。
話しても解る訳が無いのだから…………
無意識にボソッと呟いてしまった二葉亭四迷の呟きを、ルイス・キャロルは聞かなかったことにした。
なんだか、踏み込んでは行けないような気がしたから
そう、ルイス・キャロルは後に語った。
確かにずっと立っているのも疲れるか……
本当にお茶会だ…………
少し大土色気味の金色に、クラブやハートのアクセントが入っているティーカップ
ハートのAをイメージしたような白に金の線が入っているティーポット
英国や仏蘭西で貴族が使うようなアフタヌーンティー
正に海外のお茶会…………
ルイス・キャロルは、スペードが刻まれているティーカップを持ち、慣れた手つきで口に紅茶を流した。
…………なんか怖
探られているのは確定しているとして、何が目的なんだ
僕の知らない……ナニカ
……その線が1番高いのは確か
だからこそ、予測出来ない……僕の前はなんだったんだ
そんな事を考えていると、ルイス・キャロルが重苦しい表情で口を開いた。
又、会えないかな……と言ったとき、初めて貴方のそんな顔を見た
あまりにも哀愁漂う表情をされてしまっては……
如何しても理解してしまいそうで、理解したくないこの感情は如何すればいい?
僕は、話しかける言葉が出なかった。
少し瞳に涙を含んだルイスさんを僕は、前世より変わりずらくなった表情で見つめていた。
でも、今思えば此れは彼なりの僕への信頼なのかもしれない。
信頼してない人に弱みを見せるだなんて莫迦げたことをルイスさんがする筈無いのだから。
こんな時に主に言い出せるアリスが凄い
驚きのカミングアウト
未だ未だ序章……本編迄遠いね。
それと、1話と2話の♡が10越えた……!
♡付く……というか、反応されるの嬉しいので……有難いです。モチベーションが上がるって奴ですね。
これからもこの作品を宜しくお願いします……!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。