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第13話

言霊と彼らの興味
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2026/03/09 10:22 更新
「っな!?お前今瞬間移動っ……!?」
『何の用だ?』
相手の後ろに回った状態で指を首筋に当てる
「っは、それで脅してるつもりか……?指先から魔法が出るわけねぇし、マジカルペンも持ってねぇんだろ?……っはは!雑魚がこの学園にいるから痛い目見るんだよ」
『?なら痛い目を見るのは俺ではないな、お前だ。それに魔法での私闘は禁止されてる、と聞いたが』
学園長が言っていたこと、嘘だったのか?
「余裕でいられるのもその内だ!お前みたいなクソ野郎に負けるわけねぇだろ。今ここで魔法を使ってお前を倒しても、感謝される未来しか見えないぜ!」
……会話が成り立っていない気がするのは俺だけだろうか
というか、こんな大衆の前でやることでもないだろ

こういうしょうもないことする奴、ほんとにいるんだな
「どうした?さっきから固まって。……ああ、怖くて動けないでいるのか!」
なんでそうなった?
『お前を怖がる理由がわからない』
俺は人間ごときに怖がる間抜けではない
正直、今すぐにでもこいつに魔法をぶっぱなしたいが、ここには寮長と呼ばれる厄介そうな奴らも数人いる

派手に暴れるのは得策じゃない
『お前、他の教師に対してもその態度なのか?』
「は?教師?」
……やっぱりまだ俺の事知らされてないんだな
帰るために魔力はできるだけ使わないで貯めておきたいが……仕方ない
口に魔力を集中させて言葉を紡ぐ
『昼休みの時間が無くなるぞ?俺に構う暇があるのか?』
「……そういえば、昼飯食べてた途中だった」
そう言い座っていたであろう席に戻っていく
はぁ、言霊は結構魔力を消費するんだな、覚えておこう
男の変わり身の速さにどよめきが起こったが、素知らぬフリをして急ぎばやしに食堂を出る
また絡まれたら面倒だからな















「__先程まで怒っていた相手を何事も無かったかのように沈めた……ふふ、実に興味深い」
「意識を逸らす魔法でしょうか?マジカルペンを使っているようには見えませんでしたが」
「ねー教師ってなに?あいつせんせーになんの?」
「確かに。けれどそんな事、学園長からは聞かされてないんですよね?アズール」
「ええ、一言も。あり得るとしたら……この後の寮長会議ですかね」
「アズール〜、あいつ締める〜?」
「ふふ、まだです。あの人にどれくらいの価値があるか調べなければ。やってくれますか?ジェイド、フロイド」
「「ふふ/あはっ!」」










「「寮長の仰せのままに」」
今回ちょっと短いんですけど……すみません!
今週スキーに行くので、土日かけるかなー?って感じです……


明確にこの日更新する!みたいなのは決めてないんですが、自分の中で更新するのは土日だよなぁ、って謎の意思があるので、

今週の土日更新出来ない代わりに、いつもより文字数少ないですが更新しました(*^^*)
今回のオクタヴィネルの登場のさせ方、結構上手くいったと思ってます!

レオナも中々いい仕上がりだったと思う(自己肯定感高め)


スキー楽しみ!(*´罒`*)

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