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第3話

キス魔
涼介
お疲れさまでしたー
さて、今日は割と早めに仕事も終ったし。

葵の店でも覗きに行こうかなー。

葵は、洋服や海外雑貨を扱う小さな店をもっている。

店全体が葵って感じで、俺は大好きだ。



白のキャップを目深にかぶり、店まで急ぎ足でやってきた。

まだ、辺りは明るくて、出歩くにはちょっと勇気も必要。

途中誰かに気付かれたら、会いになんて行けないからね。
何とか気付かれず店の前へ到着。
涼介
葵いるかなー?
窓からそっと覗いてみると…

クリスマスの飾りをニコニコしたがら、取り付けている葵…と、知念?


何やら二人で楽しそう。

少し胸がチクリと痛む。
あ!涼ちゃん!来たんだねー
涼介
来ちゃまずかった?
胸の痛みが言葉を荒くさせる。
知念
おーい!山ちゃん。何を怖い顔してるのさー。可愛い顔が台無しですよー。ね〜?葵ちゃん。
知念…無邪気な顔しやがって。

葵の肩に腕を回している。
俺はたまらず、葵の手を取り自分へと引き寄せた。
ん?どうしたの?涼ちゃん?
キョトンとしちゃって。

本当に自覚ないんだから。
今日は二人とももう仕事ないの?なら、飲みに行こうよ!3人で
知念
お!いいねー。賛成!な?山ちゃん!
3人とか正直めんどくせーけど、俺行かなかったら知念と二人きりってことっしょ?

むりむり。

俺的には、早く帰っていちゃいちゃしたい所だけど。

いくら知念でも、酔った葵は危険過ぎる。

涼介
わかったよー!
じゃ、後はスタッフに任せられる様に引き継ぎとかするから、二人は先にお店行っといてー
知念と二人で先に始めていたら、彼女がやってきた。
ゴメンゴメン!ちょっと遅くなっちゃった〜
息なんて切らして、どこまで可愛いんだ?


3人で他愛もない話をしながら飲んでいると、1時間もしないうちに彼女の様子がおかしくなってきた。

そう。

あの、いつも俺をクラクラさせちゃうあの眼差し。

そんな瞳をしながら俺を見つめてきた。
涼介
なに?どした?
ん〜ムフフフ。涼ちゃん飲んでんの?
俺の首に腕を回しはじめる。
いやいや。

嬉しいけど、知念の前だしやめよーね。

お家帰ってしよーね。
涼ちゃん。ん〜チュウしてよ。チュウ
出た。

葵のキス魔。

さすがにここでは無理でしょ。
知念
僕!そろそろ帰るよ。葵ちゃんヤバそうだし(笑)
俺に絡みついてる葵を見て、若干引きながら知念は帰って行った。

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ショウジュン
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山田涼介くんのお話を書いています。
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