第10話

なんで・・・守るん?
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2026/02/12 10:17 更新
誠一side
ハァハァハァ

よし!何とか間に合いそうやな
あ、どうも~
俺の名前は踏分誠一です
よろしゅうな~


今俺は律って言う人との集合場所へ走ってる
何故かって・・・?
それはもちろん、恵美を起こすのに時間がかかって家を出る時間が遅れたからや

んもぉ、恵美のせいで遅刻しそうになるのこれで何度目か分からへん
何回か遅れてしまったこととあるけどな・・・
律は笑って許してくれるんやけど・・・なんか恩返しせなあかんと思っとる

あ、せやせや
俺が唯一恵美や健三の愚痴を言える人が律なんよ
・・・まぁ言うのは愚痴だけやないけどな

たまたま出会ったんやけど、意気投合して時々会う仲になったんや

少し不思議?な感じやけど、ごっついイケメンなんやで
なんか行動が紳士でもあってなぁ
律はいつも帽子とマスク、ヘッドホンをしとるんやけど、一緒に街歩くとよう注目される
イケメンが滲み出てるんやろな
お、いたいた
踏分誠一
すまん、また遅れた・・・
氷室律
いいってば~
気にしないで(ニコッ
踏分誠一
ありがとうなぁ
いつも待たせてばっかですまんな・・・
氷室律
大丈夫だって!
暇だし・・・ね?(微笑
いつもそう言ってくれるんだけどなぁ
ホンマにいいのかな・・・とよく思うんよな
踏分誠一
お、おう!
ありがとさんっ(ニコッ
氷室律
本当に気にしないでね?(ニコッ
さて・・・と
今日はどこ行く~?
踏分誠一
お、そや
いいとこがあるんよ
氷室律
ほんと~?
じゃあそこ行こっ?!
踏分誠一
おう!
踏分誠一
こっちやで
俺はそう言って目的地と続く路地に入っていった
あーあ
健三とかには"能天気"とか言われるけど・・・ほんまは気にしとるよなぁ

・・・いや、俺はポジティブなところだけが長所や!
気合い入れてかんとな





そう思いながら律の前を歩いとった


・・・そしたら
氷室律
危ないッッッ
踏分誠一
え・・・
バンッ
大きな衝撃と銃声が・・・
踏分誠一
な、んで・・・



































氷室律
カハッ
大丈夫・・・?
踏分誠一
なんで、なんで俺を庇ったんやッッ
俺は律に押し倒されていた 
傍から見れば律が俺に抱きついた・・・という感じや

でも、でも・・・
ひとつ違う所と言えば・・・・・・・・・





律の脇腹(背中側)から血が出ていることや
踏分誠一
律?律?!
大丈夫かっ?
氷室律
大丈夫~
だからそんな顔しないでよ・・・
踏分誠一
やって、やってッッ
プシュー
何かが噴射される音がして・・・煙?が出てきた
踏分誠一
なんや・・・、これ?
氷室律
っ、!
誠一っ!逃げて・・・!
踏分誠一
え、何・・・言うとるん・・・?
あれ・・・なん・・・か・・・眠・・・い?
氷室律
誠一!誠一!
氷室律
く・・・そ・・・お・・・れも・・・
あれ・・・
律の声が聞こえるなぁ
・・・なんでそんなに小さい声なんや?

そんな俺の名前呼ばんといても聞こえてるで・・・?

あれ・・・そういえば目が見え・・・な・・・i・・・(バタッ






















???
全員・・・集まったな(ニヤッ
そんな声は俺や律に届くことはなかった・・・

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