第6話

4話
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2025/01/29 10:45 更新
カタカタカタと休む暇なくパソコンを打つ

これで今の所最後の子のカウンセリングが終わった

同僚との約束ではこの子のレポートが終われば統括に言わなければならない


言いたくないな…そう思っていると統括に呼ばれた



ダンタリオン・ダリ
ツムル先生!生徒が呼んでますよ〜
ムルムル・ツムル
あー、はい!すぐ行きます!
俺が向かうと生徒は甘い香りがする紙袋をもって職員室の入り口に立っていた
生徒
ツムル先生!あの、良かったらバトラで作ったんですけど!
生徒
食べてください!
そう言い生徒は俺に紙袋を差し出してきた、
クッキーのような甘い甘い匂いがする

彼女は確か調理師団バトラだっただろうか
ムルムル・ツムル
わー!俺にくれるの?ありがとな〜!
腕に紙袋を通すと思った以上にどっしりと重みがあり、思わず顔をしかめてしまった
ムルムル・ツムル
っ…
生徒
…ツムル先生?大丈夫ですか?
ムルムル・ツムル
大丈夫!昨日、書類整理してて腕が疲れちゃっててね〜
生徒
そうなんですか、
お大事に、と言い生徒は教室に戻っていった
ダンタリオン・ダリ
…ツムル先生
突然、統括が話しかけてきた
ムルムル・ツムル
どうしました?
そう言うと統括はいきなり俺の腕をつかみそのまま壁に押しつけた
ムルムル・ツムル
ッ…!
イポス・イチョウ
え!?
突然の統括の行動に職員室にいたら他の先生方がびっくりして、こちらをみていた
そして、統括は言葉を発する事なく俺の服の袖をめくった
ムルムル・ツムル
あっ…
職員室がざわつく、そりゃそうだ、



包帯を巻いても血が見えるぐらいに怪我をしているからだ
ダンタリオン・ダリ
……ツムル先生、少し話があります
ダンタリオン・ダリ
10分後、談話室に
それだけを言うと統括は腕を離し、職員室から出ていった
ムルムル・ツムル
……
痛みと混乱が混じり思わずその場で丸まってしまった
イフリート・ジン・エイト
ツムル!
イフリート・ジン・エイト
大丈夫か!?
ムルムル・ツムル
うん、大丈夫…
ダンタリオン・ダリ
…イフリート先生?
出て行こうとした統括が職員室の入り口から


口を出した
ダンタリオン・ダリ
…あなたもツムル先生と一緒に来てくださいね
何でも統括は見通しているようだった、


まるで最初から知ってますよと言わんばかりに
イフリート・ジン・エイト
はいっ…
同僚が統括の無言の圧に押されて思わず返事をする
イフリート・ジン・エイト
ツムル、とりあえず包帯…巻き直そ?
イフリート・ジン・エイト
腕出して?
懐から包帯を出し同僚が言った、それを遮るように
いや、私が治そう
おそらく授業終わりであろう彼が話しかけてきた
ムルムル・ツムル
……ブルシェンコ先生
名前を呼ぶと頷き、彼が魔術を発動した
ブエル・ブルシェンコ
半永久ヒール
意味がなかった




血が傷口から溢れ出ている傷のみが治った
ブエル・ブルシェンコ
……ツムル先生…
ブエル・ブルシェンコ
相当、長い事これをされていらっしゃいますね?
ムルムル・ツムル
……
図星だった、バレてしまった、こんな大人数の前で

ムルムル・ツムル
……そんな事ないですよ!
ムルムル・ツムル
いやぁ、最近カウンセリングする予定の生徒が自傷行為をするので、実際にやってこんな風になるんだよ〜、ってのをわかってほしくて…
見苦しかった、


すぐバレるのに思わず嘘をついてしまった

ブルシェンコ先生もそんな事はないって顔をしていたけど

入口にいる統括からの無言の圧に気づき、同僚の手を引き

逃げるように職員室から出た



















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