朝になっても
昨日のドキドキがおさまらない
思いきって告白したら
まさかの両想いだったのだから
無理も無い……………よね?
レオナさんはベランダから外の景色を見ていた
私はベッドから体を起こし
ゆっくりレオナさんの近くに寄る
レオナさんは外をもう一度見つめると
椅子から立ち上がり
私に近づく
そう言うとレオナさんは着替え始める
こうやって私の前でも普通に着替えるので
私も少し慣れてしまった
まぁもちろん自分の着替えを見られるのは
嫌だが………
恋人らしい事をしたくて
なんとなくホテル内を歩き回るが……………
前と変わってなくないか?
しばらく歩いていると
中庭に出た
小さな池のような物があり
その中で魚が泳ぎまくっている
近くの店で餌も売っているようだ
その店を見てみると
少し自分の店の事を思い出す
そう思いスマホを取り出す
あなたは俺のスマホを除きこみ
少し顔を赤らめる
まぁ、こんなに近ければそうなるだろうが
自分で来たのに……………まったく
少し笑いたくなる気持ちをおさえ
ラインにメッセージを残す
店の報告をされ
その風景が簡単に頭に浮かぶ
俺もあなたも苦笑を溢していると…………
ラギーのメッセージに
あなたは顔を真っ赤にする
それを手で隠しているのを見ると
可愛らしい………………と思ってしまう
こんな顔を見せてくれたラギーには
少しお礼として高めの土産を買ってやるか
ここの土産ショップで高いものを考えながら
メッセージをうつ
隣で騒ぐあなたを無視しながら
メッセージを送信する
祝福の言葉にあわあわするあなたを横に
俺はメッセージをうち続ける
こんな事をしている間に
食堂が開く時間になっていた
意地悪そうに笑うレオナさんにため息をつく
いきなり誘われたが
いつもの事だ
受け身な私にはちょうど良いかもしれない
そのあとは少しドキドキしてしまい
ご飯はあまり喉を通らなかった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!