__ああ、僕寝ちゃってた
どれぐらい時間が経っただろうか
気付けば綺麗な夕日が僕達を包んでいた
スマホの画面を光らせる
🦊「や、眩しい…っ」
渋い顔をしながらスマホの画面を見詰める
記載されていた時間は午後六時_
🐿「おはよ、結構寝てたね。笑」
🦊「ああ…ちょっと眠れたかな。」
🦊「そうだヒョン、お礼にコーヒーでいい?」
些細なことでも
感謝の気持ちを表現することは大事だよ
と小さい頃から両親に教えられて育った
いつまで経っても忘れずに居たい
🐿「え!助かる、楽しみだな。」
🦊「良かった、あとどれ位で着くのかな?」
🐿「30分くらいかな、」
3時間と言ったところだろう
流れる曲を歌っているうちに目的地に辿り着いた
🐿「ふう、着いた着いた!」
🦊「お疲れ様、ヒョンありがとう」
🐿「気が利く弟だなあ、どういたしまして。」
彼にコーヒーを渡して車から出た
僕らを前にしたのは最近経ったばかりのマンション
両親が何かと心配してオートロック付きのマンションを選んだ
僕男なんだけど___?
なんてブツブツ考えてたら僕を呼ぶ声がした
🐥「ジョンイナー!」
🦊「あ、りくすヒョン!」
🐿「りくす、もう来てたんだね!」
彼はフィリックスヒョン
はにヒョンと同い年でモデルをしている
いつ出会ってもオーラが漂ってて
女の子が釘付けになっちゃうような存在
りくすヒョンは同じマンションに住んでいる
🐥「さっき住人さんがお散歩に行ってた、小さな子を連れて!とても癒されたよ〜…」
🐿「りくすが元気で何より。笑」
だからこそ両親もここを選んだようで
何か困ったことがあればなんでも頼ってね、
なんてりくすヒョンが言ってくれた
🦊「行きますよー、」
🐿🐥「ああー、待って!!」
ヒョン達はよくシンクロする
誕生日も一日違い、まるで双子のようで可愛らしい
エントランスにパスワードを入力すれば自動施錠が解除される
僕のお仕事が始まるのは3日後
それまではヒョン達も休みを取っているらしく…
きっとお出かけになるだろう
学校卒業後の最後の休み、満喫させよう












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!