第521話

何よりもお前が大事なんだから俺は
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2023/02/01 11:54
今回はりょうてつ♀です
ネタが尽きては悩む日々、長いとくどいと思うので分けて投稿します...最初からそうすれば良いことに気がついたのは最近でした
久しぶりの投稿で、温かい目で見てほしい限りです....
教習所に通い、某六つ子のアニメに気を取られたらめちゃめちゃ再熱したり...そのせいですね投稿しなかったの...絶対
ちなみに東海さんハマる前は六つ子にハマりまくってました...はは
そんなことはさておき、今回はりょうくんとデートするてっちゃんが突然の生理に悩まされるも、久々デートなので我慢してデートする話です
さぁ、....どれくらいで終わるでしょうか....タイトルは良いのが思い付かなかった










てつや「激務だ.....こんなんブラックも当然じゃん!!もー嫌だぁぁぁ!!!」
虫眼鏡「ギリギリになってやろうとするからそーなるんだよ....」
しばゆー「わースッゲェ俺にも刺さる....」
パソコンを前にしてついに集中力の糸が切れたてつやは机に突っ伏して仕事の多さに苦言を申した
編集編集編集...もうたくさんだ
てつやたちに付き合っていた虫眼鏡は頭を抱えて、ため息を吐いた
それもこれも明日やればいっか~~!の性格のてつやが悪いから自業自得でしかないのだ
その場にいたしばゆーも虫眼鏡の言葉がグサグサ刺さっている
パソコンの前で縮こまって我関せずをしようとしていた
しばゆーめ、......裏切ったな
お前も私と同じ道を辿っているというのに...冷たいやつだ
虫眼鏡「これに懲りて任されてる編集はデータを受け取った時点でやることだね」
てつや「ムリ、....そんなこと出来たらやってる....出来ないからこうなってる....」
顔を上げず、モゴモゴ喋るてつやのやる気のない声
あー...これは僕、いつになったら帰れるのだろう
付き合ってる僕の身にもなってほしい、なんて優しい年上なんだ
しばゆー「てか、虫眼鏡だって編集終わってねぇから帰れねぇのに棚上げか?」
虫眼鏡「うるさいしばゆー」
てつや「編集やりたくな~~~い~~....」
実のところ、虫眼鏡も自分の分の編集は終わらせていないな
つまり...自分も終わっていないから他にも終わっていないてつやとしばゆーと一緒に編集をしていたのだ
付き合わされている、なんて所詮嘘であった......
でもこの中では一番編集を終わらせてはいる
だからまだ上からの態度を取れていた
.......集中力は同じように切れかけている
てつや『もー早く帰りたい....』
少しだけ顔を上げて、パソコンに映る終わらない編集画面を見たてつやは頭が痛くなるが....諦めはしなかった
終わらせる気ではいる、体がついてかないだけで...でも今日はこれ以上うじうじ言ってられない
気合いを入れ直して、素早く編集を終わらせて、家に帰るんだ
何でって?それはね....
てつや『ふふーん、だって明日は待ちに待った日なんだもんね~~♪』
そう明日、普通の人ならば何てことない日なのだが、...てつやは違った
明日は待ちに待ったりょうとのデートの日
撮影が忙しくて一緒にご飯食べに行くとか、撮影帰りに送ってもらうとか、そんくらいのときにしか二人きりになれなかった
りょう『この日、空いてたらデートしようか』
てつや『え?ホント??うん!デートする!!///』
りょう『んじゃあ決まりだな、寝坊すんなよてつや』
てつや『むっ、しない!!///』
りょうとそんな会話をしたのはつい先日のこと
久しぶりのデートの約束をし、その日をどれほど待ち望んだか
だってだって...久しぶりのデートなんだもん///
嬉しくて、デートのために新しい服とかも買っちゃったし....///
てつや『あー早く明日にならないかな~~///』
しばゆー「何にやけてんだてつや、気持ち悪いな」
てつや「っ!?何ようるさいわね!!アンタこそこっそりAV見てるんじゃないわよ!」
しばゆー「見てねぇわ!!!」
虫眼鏡「いやガッツリ熟女物見てるじゃんか....」
ガタッ、と椅子から立ち上がっててつやに抗議するしばゆーのパソコンを覗いた虫眼鏡はパソコン画面に映る編集画面とは違う映像が流れていることに気付いて、白い目をしていた
ギャーギャーワイワイ騒ぎながらも、何とか地道にやって来た編集を終わらせ、てつやは虫眼鏡としばゆーに断りを入れて、先に帰宅をした

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