第5話

私の意見は?
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2025/10/29 22:22 更新
御影玲王
で、つまり俺たちは
あなた
うん、イケメン缶から生まれたってこと
包み隠さず全て話した。

大量の美女を見たこと、イケメン缶が落ちていたこと、興味本位でそれを持ち帰ったこと。

もちろん私には本当の彼氏の玲王がいることも。
御影玲王
なんでだよ、、、なんで俺が1番じゃないんだよ、、、
そう言う面倒臭いところも玲王にそっくり。

凄いなイケメン缶。
あなた
ううん、みんな1番だよ。私からすれば全員大切な玲王彼氏だから
御影玲王
浮気者
あなた
全員玲王だから問題ないでしょ?
御影玲王
確かに
いや問題あるでしょ。

自分で勝手に言っといてなんだけどツッコんでくれよ。

そんなことを話していると、私はあることに気がついた。








あなた
ベッド1つしかないよ?
御影玲王
え?
寝室には、本物の玲王と一緒に寝ていたキングサイズのベッドが一つだけ。

あと他に眠れるところといえばソファーとかかな。

とにかく我が家に眠れるところは数少ない。
あなた
よし、じゃあ玲王×5はキングサイズベッドに寝てもらって私はソファーっと
御影玲王
ふざけんな無理だろ5人とか
ソファーに寝っ転がろうとする私を引き戻す玲王。

1人の玲王に後ろからガッチリとホールドされる。

身長まで完璧に再現されているようで、いつもの安心感がある。
御影玲王
キングサイズのベッドはいけても3人じゃね?
あなた
よし、じゃあ玲王×3はベッドで玲王×2は床で私はソファーね
御影玲王
1番良いところをとってくな
御影玲王
床って可哀想すぎるだろ
そんなこと言われたって他にどこで寝ろと言うんだ。

そこで私は思い出す。
あなた
来客用の布団あるよ
私は物置部屋から布団を引っ張り出す。

布団はそこまで大きいわけではないが、落ち着いて寝れる程度には柔らかく、広さもある。

まぁ1人用ですね。
あなた
って言うわけだから玲王×3がベッド玲王×1がソファーで玲王×1が床で私が布団か
御影玲王
なんでそうなるんだ
猛バッシング。

じゃあどうしろと言うんだよ私だって頑張っているんだよ。

私がそう言うと、1人の玲王が考える素振りを見せたあとこう言った。
御影玲王
この布団も頑張れば2人いけるだろ?
あなたの下の名前、俺と2人で寝るぞ
あなた
え、やだ1人で寝たい
御影玲王
、、、なんでだよ、俺と一緒に寝たくないってんのか?
一瞬にして目のハイライトが消える玲王。

本物のそっくりすぎて、もうこれが本物なんじゃないかとまで思えてしまう。
あなた
違う違う、そういう訳じゃなくて単純にただ1人で寝たいだけなの
御影玲王
嘘つけ、どうせ俺は所詮イケメン缶から生まれたニセモノだから一緒に寝てくれないんだろ?
うわ、玲王すぎる。

こうなったらもう玲王の言うことを聞かないかぎり解決しないということはもう分かりきっている。

私は玲王の目を見つめて頷いた。
あなた
分かった、一緒に寝よ?
御影玲王
っしゃ!
一気に明るい表情になる玲王。

が、周りの4人からは大ブーイング。

逆ハーレムも辛いな。はっはっは
御影玲王
このキングサイズベッドなら3人いけるからあなたの下の名前を真ん中にして俺とお前が2人でいけるだろ?
御影玲王
確かに、、、まぁ仕方ない。そうするか
あなた
あれ、私の意見は???
御影玲王
じゃあ明日は俺らな!
御影玲王
その次は俺!
あなた
待って待って、私の意見は?
御影玲王
よし!決まりだな!
あなた
私の意見は!?!?
なんかよく分かんなかったけど決まってしまったようなので私は玲王×2と一緒に寝ることになった。

















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