「あなたの名前様。オレを選んでくださいっす。オレ、執事と主の関係以上になりたいっす。
「俺なんかが言ったらあなたの名前様を困らせてしまう事なんか分かっていますが…。俺…あなたの名前さんを今まで以上に尽くしたいんです。」
二人の手が差し伸べられた。
どちらも私の返事を待っている。
私が好きなのは…もう決まっている。
私が差し伸べられた手を取り名前を呼んだのは……
遡ること2年前
此処はデビルズパレス。
私は数週間前に主になったばっかりの人だ。
此処には13人の執事が居る。それぞれが自分の得意分野で働いて成り立っている。
そして、今私は今週の担当執事であるベリアンに入れて貰った紅茶を飲み終わっていた。
「ねぇ、ベリアン。今から図書室に行ってくるね。」
「分かりました。恐らくこの時間なら、フェネス君が居ると思います。」
「ありがとう、ベリアン。今から行ってくるね。」
廊下
「♪~♬〜」
「何してるんすっか?主様〜?」
と耳元から声がした。
ビック「ア、アモン!?」
「へっへ。そうすっよ。」
「も〜、驚かせないでよ。」
「すみませっんす。ところで、主様は今から何処に行くんすっか?もし良かったらオレと一緒に庭に行きませんか?」
「ありがとうアモン。けど今から、書庫に行くの。さっきベリアンに聞いたらフェネスが居るみたいだし、オススメの本を聞いてみようと思って。」
「へ〜。なるほどっすね。」
「うん。オススメの本借りれたら、庭に行くね。」
タッタッ
…【なんすっか?このモヤモヤ】
書庫
ガチャ
「フェネス居る〜?」
「どうしましたか?主様。」
「ねえフェネス。オススメの本とかある?」
「俺のオススメの本で良ければ有りますよ。」
「ありがとうフェネス。そういえば、ここの本とかは外に持っていったりしても大丈夫?」
「大丈夫ですよ。主様。外で読むなら、後で紅茶をお持ちいたしますね。」
「うん。ありがとう。この本の感想後で教えるね~。」
ガチャ
パタン
【庭で本を読むということはアモンが近くにいることじゃん。アモンに主様取られたくないな…。って俺何かが主様の行きたいところを決められないじゃん。はぁ。俺ってなんてダメな人間何だろ。】
あとがき
今回は月一ぐらいの投稿を目指しています。6月に結末が分かるようにしたいです。展開のリクエスト募集しています。書きたいネタは体調不良ネタとイベントネタ等です。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。