第94話

91話
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2024/12/02 05:33 更新
あれから

ジョングクはまた私を抱いた



「好きだ」

「愛してる」を口にしてくれた



何度も、何度も、、、

私が言う前に降ってくるジョングクの「好き」



こんなに惜しげも無く言われた事はない



ただ温かい気持ちで

身体中の力を抜いて

全てをジョングクに預けていた




なんて優しい

なんて言う瞳で私を見つめるのだろうか、、、



願っていた以上の出来事だった



やっと2人がひとつになれたんだと思った  





ジョングク
ジョングク
ん、、、スー、、

私が寝るまで寝ない!


なんて言ってたけど


今はすっかりスヤスヤと夢の中に入ってる
(なまえ)
あなた
……
暗闇でもすっかり目が慣れた


カーテン間から僅かに入り込む街灯の光



こちら側を向いてる愛おしい顔を眺める

余りに幸せだ、、、



こんなに幸せな瞬間があるなんて

あの時散々だった私が予想出来ただろうか?



ジョングク
ジョングク
スー、、、

眠っている無防備なジョングクは

寝ていてもカッコいい



いつ、如何なる時もカッコいい

ご飯を食べてる時は欲張って口一杯に

食べ物を含ませもぐもぐするけどㅎ



本当ならこんな素敵な人は

私なんかに不釣り合い

そんな事分かり切っていた



ずっと、ずっと

それが引け目となっていた


(なまえ)
あなた
…ジョングク?

起こさない程度に

その寝顔に声を発してみる


ビクともしない程に熟睡中だㅎ
まぁ、いい

起こすつもりなど無い
(なまえ)
あなた
ありがとう、、、

ありがとう


これは色々なありがとう


出会ってくれて、ありがとう




一度目あんな事にはなったけど

あの状況は未だ思い出すのもキツいけどさ、、




すれ違って別れた後も

尚、私を好きでいてくれた事



私をまた選んでくれた事に、ありがとう。





そしてジョングクなりに考えて

悩んで、もがいていた事もよく分かったし

私をこんなに好きでいてくれるって事実がある






何より、、、



私は、



私は、、



身代わりなんかじゃないんだ。



大好きな人の、大好きな人であるんだ。


(なまえ)
あなた
っ……
鼻の奥なツンとして

涙が視界をぼやけさせる 




沢山泣いたけど

こんな涙を流せるなんて、、、



(なまえ)
あなた
ありがとう、、
ジョングクは相変わらず

スースーと規則正しい寝息を立てている




たぶんカップルなら日常の一コマだろう光景
 



でも、私にとって

ここまでの道はなかなか茨の道だったな

なんて、思ったりする


ジョングクのあどけない寝顔を

涙を拭いジッと見つめていた…


(なまえ)
あなた
っっ!!!


布団のガサっとする音と同時に

寝ているはずのジョングクから急に

片手が伸びて来て私を抱き寄せた




あまりにびっくりして

何が起きてるか分からない



待って…
聞かれていた、、、?

ジョングク
ジョングク
んー、、

むにゃむにゃしてるジョングクは

目を開ける事はなく

何か言葉を発さない様子はたぶん、


(なまえ)
あなた
ね、寝ぼけてるんだ、、

ほっとひと安心して

ジョングクの胸に顔を埋めた


静かな部屋


でも暖かくて良い香り、、




何だか瞼が急に重たくなってきたや、、、


ジョングク
ジョングク
これからは、、

(なまえ)
あなた
え??

ジョングク
ジョングク
あなたが辛くて流す
涙はないから、、、

(なまえ)
あなた
っ……

ジョングク
ジョングク
ただ、幸せな涙流す時は
俺の前で流して?

分かった?


やられた。


バカ



ジョングクのスーパーバカあーーー!!!

ジョングクに馬乗りになった私は


夢中でジョングクにキスを浴びせてあげたよね、、、





まあ、あの馬鹿チカラのジョングクに

直ぐに形勢逆転された事は

説明不要と言った所でしょうか?




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