第62話

第五十八話 第六天魔王・降臨
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2026/03/05 16:01 更新
先程まで紅に輝いていた紅葉の山が妖しげな妖気を纏う
呪霊
キャシャシャシャ…
呪霊
コロ…ス…ミンナ…タベル
それぞれ二級〜準一級程度の呪力を有した呪霊

その数は目視では確認出来ないほどの軍勢

魑魅魍魎が跋扈する百鬼夜行に相応しい景色だった
《天狗の里・東側》
七海健人
七海健人
ヌゥッッ!
呪霊
ギャァァァッ!?
七海健人
七海健人
強さはそこまでみたいですね
ギルガメッシュ
ギルガメッシュ
我が至高の財…未だ尽きぬ
雑種如きに本気を出すのは愚か
ならばせめて三割程度で蹂躙してやろう!
天狗の里を四分割した東側…

担当は一級術師・七海建人と英雄王・ギルガメッシュ

ギルガメッシュの宝物庫から発射される財宝で削り

余った呪霊を七海の十劃呪法で確実に祓う

最も合理的な組み合わせのペアである
《天狗の里・南部》
夏油傑
夏油傑
さぁ、行くんだ私の呪霊達よ!
呪霊
ワ…ワタ…ワタシ…キレイ?
岡田 以蔵
岡田 以蔵
な、なんじゃあっ!?
夏油傑
夏油傑
安心して、彼女の対象に
以蔵さんは入ってない…
答えなければ自然とどっか行くさ
岡田 以蔵
岡田 以蔵
答えたら?
夏油傑
夏油傑
死ぬ
岡田 以蔵
岡田 以蔵
なんちゅう危険な奴じゃ!?
南側に配置されたのは

特級・夏油傑とクラスアサシン・岡田以蔵

岡田以蔵が無力化した敵呪霊の内一級相当の呪霊を

夏油傑の呪霊操術により、強制的に調伏

手駒を増やす作戦に出ているペアだ
《天狗の里・西側》
魂魄妖夢
魂魄妖夢
"剣技"『桜花閃々』
呪霊
キィィッ!
沖田 総司
沖田 総司
一歩音越、二歩無間、三歩絶刀ッ!

『 無 明 三 段 突 き 』
呪霊
キャァァァ…
魂魄妖夢
魂魄妖夢
助かりました
沖田 総司
沖田 総司
いえいえ…この混戦
池田屋以来ですかね…心が躍ります
西側陣営、配置されたのは

白玉楼剣術指南役・魂魄妖夢
新撰組一番隊隊長・沖田総司 

白玉楼の剣士ペアは範囲宝具や攻撃手段を持たない分

他ブロックよりも減りが遅いのが難点だったが

むしろ一匹一匹確実に祓っている点では

他ブロックよりも優れているものがあるペアだ
そしてこの百鬼夜行最大の難点であるのは北側ブロック

ここは現在天狗の里が抱える英霊が暴れていた…
unknown
フハハハハハハハッ!!!
良いぞ良いぞ!
気分爽快、蹂躙日和じゃっ!
飯綱丸 龍
飯綱丸 龍
それは何よりだ…流石は狂戦士バーサーカー
その銃…なんて言ったか…
とてつもない威力だ…なぁ?吉法師殿
織田信長
織田信長
良いぞ良いぞ!
流石は我が種子島…
いや、種子島にしてはデカいし回るし
とにかく重いんじゃが…
織田信長
織田信長
とにかく今のわしは最強無敵
第六天魔王、此処に有り…じゃ!
飯綱丸 龍
飯綱丸 龍
ハァ…会話が通じない時があるのは
狂戦士を使役する宿命なのか?
クラス・バーサーカー 真名 織田信長

戦国の覇王、天下統一を目指した尾張の覇者

時として神や仏まで敵に回す悪逆非道振り

天下の第六天魔王…彼女こそ天狗の里が抱える最終兵器

術師込の軍勢と呪霊に対する最大の勝算であった
織田信長
織田信長
まだまだじゃ!
見せてやろうわしの最大宝具
地形ごと吹き飛ばしちゃっても
是非もないよネ!
信長が持つ機関銃の様なもの『種子島』

伝承とは違い火縄銃の面影など、何処にもないが

種子島と名付けられた銃を信長が持つ事にこそ

最大の意味が生まれるのだ
織田信長
織田信長
三千世界に屍を晒すがいい…天魔轟臨!
これが魔王の三千世界じゃぁッ!
     『  三  千  世  界  さんだんうち
織田信長
織田信長
ぬあっはっはっはぁっ!!!
良い眺めじゃ!
サルもハゲもタヌキも居ない!
わしだけの独り占めじゃぁ!
織田信長が孤軍奮闘し、呪霊を蹂躙している為

里に居る他の天狗達は各方面に散り、呪霊を祓っている

これにより百鬼夜行を先に解決するという勝負は

人数不利の天狗側が大きくリードするといった

不測の自体に陥ってしまっていた

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