第3話

第3話
49
2020/03/05 09:07
チリリリン
自転車のベルがなる
ルキア
・・・・あっ・・・
森田剛
サイクリング誘いに来た。OFFだから。
迷惑だった?
ルキア
ううん、行く。
そして、
サリー
まさか、カイトの仕業だなんて・・・
リルル
・・・・・
サリー
あっ、リルル、ごめん。
リルル
なんで、サリーが、謝るの?
サリー
天気いいし、私たちも出掛けようよ!ねっ!リルル
リルル
えっ?うん!
そのころ、剛と、ルキアさんは・・・
ルキア
ハァハァ
森田剛
あっ、ごめん。早かった?
剛の、早さについていけてないルキアさん。
ルキア
ううん。自転車慣れてなくて・・・・
森田剛
・・・・(前のルキアなら・・・・)
ルキア
待ってくれてもいいじゃない!剛のバカっ!
森田剛
ってすぐケンカになるんだけど・・・
なんか違う・・・怒らないルキア・・・・
剛は、戸惑っていた。
森田剛
飲み物買ってくるから、そこで待ってて?疲れただろ?
ルキア
うん。ありがとう。
そして、ルキアさんが一人になり近づく人物。
カイト
よぉ、ルキア
ルキア
えっ?あなた・・・・
カイト
相変わらず・・・
ルキア
誰?
カイト
えっ?まさか
ルキアさんは、カイトさんのことまで、忘れていた。
カイト
まさかお前、俺のことまで・・・・
ルキア
えっ?わたし、あなたのことも忘れたの?
あの、森田さんだけじゃなく・・・
カイト
フッ(  ̄ー ̄)まぁ、いい。それより、あいつは?
ルキア
彼は、わたしの初恋の人・・・・
レンに確かに似てる・・・・
でも、なんでか声は違うんだよね・・・
なんで、忘れてしまったんだろう・・・・・
ルキアさんが、呟き、カイトさんと一緒にいるのを戻ってきた剛は、見てしまった・・・。
そのあと、大粒の雨が降ってきた。
まるで、剛の心を表すかのように・・・・
ルキア
森田さん?
森田剛
遅くなってごめん。雨、降ってきちゃったな
ルキア
・・・・
森田剛
お店の人に、事情話して、自転車おかせてもらおう。
あと・・・傘誰に借りたの?
ルキア
なんかね、長髪の人が、持ってけって
森田剛
そっか。(知ってる。それ、カイトさんだ。)
えっ?カイトさんのことも、忘れたのか?
自分で仕掛けておきながら?
そのころ、
サリー
災難だわ。天気、あんなに良かったのに・・・どういうことよ。
リルル
・・・・・・
ルキア
雨、やまないね
森田剛
・・・なぁ、ルキア・・・
ルキア
雪、降らないかな?
森田剛
残念ながら、滅多に降らないぜ?
大寒波とかこなければね
ルキア
くしゅん
剛は、自分のマフラーを、ルキアさんの首に巻いた。
森田剛
雪は、滅多に降らないけど、冬だから寒いのは一緒だろ?
ルキア
ありがとう。優しいんだね
森田剛
・・・・・
ルキア
今日は、楽しかった。
また、サイクリング誘って?
森田剛
・・・うん・・・・
サリー
あの二人・・・
リルル
あっ・・・
サリー
これが、相合い傘ってやつなんだね
リルル
なんか、楽しそうで良かった
ルキアさんと、剛の後で見守るリルルさんと、サリーさんだった。


そして、その二人を見守る後でカイトは佇んでいる。
そこへ近づく少女。
リンカ
・・・・・
カイト
なんだよ、リンカ。じゃましにきたのか?
やっぱり、姉貴に似てるな
姉貴?
って、誰だろ
リンカ
わたしは、姉さんとは違うわよ!
カイト、あなた・・・こんなことして楽しいの?
カイト
ほっとけよ!俺のことなんか!!
カイトさんは、消えてしまった。
リルル
リンカ?どうしてここに?
サリー
寒いから、入りなよ・・・
リンカ
ちょっと出掛けてくる
そして、彼女も、瞬間移動した。
えっ?まさか・・・
リンカ
・・・・・・
その子は泣いていた。
長野博
えっ?リルルさん?
↑自分家に帰ってきた長野君・・・

リルルさんに、似た人?がいて思わずリルルさんと言っちゃってるし・・・
長野博
あの~?
リンカ
ご、ごめんなさい!
そう言って走って行ってしまった・・・
長野博
えっ?もしかして、リルルさんじゃなかったのか?
↑思わず独り言を言ってしまう長野君
リルル
あの子、わたしの妹よ
長野博
えっ?!Σ( ̄□ ̄;)妹?
あっ、リルルさん(本物)・・・
どうりで、似てるな・・・
ごめん。思わず・・・リルルさんかと・・・
リルル
あの子ね、リンカっていうの。
長野博
・・・へぇー・・・
リルル
あのさ・・・
長野博
あれ?リルルさん、僕んちよくわかったね。まだ、教えてないのに・・・
リルル
聞いたの。だから、自分の足できたよ?
長野博
えっ?マジで?
リルル
なにそれ、信じてない?
長野博
いや、そんなことは・・・
リルル
くしゅん☆≡(>。<)
長野博
とにかく、中に入ろう。温かいミルクでも、飲んで・・・
リルル
カイトのことではなしがあるの
長野博
えっ?カイトさん?
そのころ、剛は、ひとりで考えていた。

堂本剛
どないしたんやろ、剛君。
切なそうな顔をして・・・
モグモグ

KinKi Kids剛くん!!
またまた、登場させちゃいました!
あれ?なんか食べてる?
三宅健
あれ?剛くん。ワンピースの新刊ありがとう😆💕✨
堂本剛
健やったんか。、呼び出したの。
知らん番号やのにV6の楽屋に来い!って
三宅健
番号変えたんだけどー、剛くんのしか覚えてなくてさ・・てへへ
堂本剛
あはは。健らしいな。
ほな、またな。
三宅健
ねぇ、剛くん。剛のこと、気にならないの?
堂本剛
えっ?聞いてもエエんか?
三宅健
剛くんなら、特別にいいよ❤️
堂本剛
まぁ、これは俺の勘やけどな
三宅健
うんうん。
堂本剛
もしかして、めちゃめちゃ好きな子に、フラれた・・・とか?
三宅健
さっすが、剛くん!するどいね
堂本剛
えっ?当たってしもたんか?
三宅健
うん。フラれた訳じゃないんだけどね。めちゃめちゃ好きな子が、剛のことを忘れちゃったんだ
堂本剛
へっ?
三宅健
そう言うのって、どうやったらもどるかな~?
堂本剛
(ほんまの話なんや)
三宅健
僕たちV6の歌の、「君が思い出す僕は、君を愛しているだろうか」みたい。
堂本剛
えっ?番宣?(す、すでに発売しているのに)
三宅健
あはは。題名だけね
堂本剛
(やっぱり、番宣やんか!)
こうして、二人の心の格闘は続く(笑)

森田剛
・・・・・
三宅健
でも、心配だな・・・・
僕は、剛くんと別れたあとも、剛が、ひとりでいるのが心配だった。
電話
ピリリリピリリリ
森田剛
!Σ( ̄□ ̄;)
ビックリした・・・
もしもし?
三宅健
電話?
森田剛
・・・サキ・・・
三宅健
えっ?
森田剛
久しぶり・・・
三宅健
なんで、元カノから電話?
坂本昌行
おい、健。何つったって・・・
三宅健
シー( ̄b ̄)
坂本昌行
あっ?
三宅健
ヒソヒソ
坂本昌行
なっ・・・

マジかよ
三宅健
諦めちゃうのかな・・・・
坂本昌行
まさか・・・・
森田剛
っていうか、サキ。何で俺に電話してんだよ
サキ
だってねわたし、この前見ちゃったの。一緒にいたあの子、今カノなんでしょ?紹介してよ
森田剛
ごめん。いまは、無理だわ
サキ
えっ?
森田剛
ごめん、他のやつ誘ってやれよ。
じゃあな
サキ
・・・・・・
その頃・・・
長野博
カイトさんが、そんなことを・・・
リルル
カイトは、ルキアに本気なんだ・・・
でも・・・
あんなやり方しかできないなんて・・・
長野博
君の妹さんが、それでもカイトさんがいいって?
リルル
私に似て、あの子は頑固だから・・・
長野博
・・・・・
リルル
なに?わたし、変なこと言った?
長野博
リルルさんは、妹思いだなって
リルル
えっ?
長野博
同じ人好きだったのに優しいなぁって思っただけだよ
リルル
そ、それは・・・・
長野博
ん?
リルル
と、とにかくルキアと、森田さんが戻るように協力するから))・
長野博
あはは。ありがとう
数日後・・・

ルキア
うわ~すご~い!白~い
森田剛
・・・(笑)
剛は、ルキアさんと、二人で出掛けていた。
坂本昌行
なんか、前のルキアさんと、比べちゃいそうだな
三宅健
・・・うん。そうだね
長野博
・・・・・・
井ノ原快彦
それはいいから、俺たちは、仕事いくよ~?
森田剛
あははは
ルキア
(笑)
坂本昌行
なぁんか楽しそうだな、あいつ
↑結局、尾行しちゃってるV5たち。いいのか?↓
岡田准一
ほんと、楽しそうやな
井ノ原快彦
あれで、記憶を、失っているのか?
長野博
・・・だけど、剛のやつ寂しそうだ・・・
長野君は、なぜだかわかるみたいだ。
三宅健
ケンカするの楽しいって言ってたしね
僕も・・・そう思う。記憶のあるときのルキアさんと一緒にいるときの剛の顔と今の顔、全然違う・・・・


ルキア
ごめんね、森田さん
森田剛
えっ?
ずっとさんづけ・・・・
ルキア
あなたのことを、思い出したいのに・・・・
森田剛
無理に思い出さなくていいよ
ルキア
だってあなたは、わたしの今の、好きな人なんでしょ?
森田剛
・・・・・・
ルキア
残念だなぁ~
声は好きなのに・・・・・
森田剛
・・・・・・
ルキア
あなたは、わたしの初恋の人に似てるのに、なんで忘れちゃったんだろうって、ずっと考えてるの・・・
森田剛
・・・いいよ。

もう、いいんだ
ルキア
えっ?
森田剛
また、作っていけばいい。
あたらしい思い出を・・・・
なっ?
剛は、そう言って、ルキアさんのことを、抱き寄せた。

森田剛
じゃあ、またな・・・・
ルキア
・・・・・・うん。また
いつもと同じようでそうじゃない別れ方
カイト
・・・・・・・
森田剛
・・・・・
三宅健
剛、大丈夫?
森田剛
大丈夫じゃねぇよ
三宅健
えっ?
森田剛
違うんだよ。あれは、俺が好きなルキアじゃねぇよ・・・
素直すぎて今の俺には・・・
剛の切実な思いが、爆発してしまった・・・

そして、ルキアさんも・・・
ルキア
ねぇ、サリー、リルル・・・
サリー&リルル
おかえり、ルキア
ルキア
あたしって・・・変?
サリー
どうしたの?急に・・・・
ルキア
森田さんって人・・・・笑っているけど、すごく悲しそうな顔を、するの・・・
わたしが、彼を忘れているから?
ルキアさんは、気づいて絞まったみたいだ。
ルキア
わたし、彼が好きだった私に戻りたい・・・
そしたら、彼にあんな顔させないで済むよね?
わたし、どうしたらいいかな?
サリー&リルル
・・・・ルキア・・・・
サリーさんと、リルルさんは、ルキアさんの思いに答えようと考えていた・・・・



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