もふどぬ👓🦊です
隣から少しため息が聞こえる
緊張している息を整えてるようなため息
落ち着かせるように小声で話す
顔は変わらないが少し緊張は和らいだようだ
下から敵組織の会話が聞こえる
が、それもだんだん遠ざかる
視線を送るとどぬくさんはこくっと静かに頷いた
目を閉じて、息を殺す
気配を消して、音を立てずに
静かにどぬくさんがいい下へ飛び降りた
俺も、と軽く飛んで下へ降りる
少しだけどぬくさんの白髪が浮いて俺に纏う
自分の髪が邪魔になっていたと思ったのかすぐに1本に結わう
小声で言い目線を前に向ける
どぬくさんもこくりと頷き物陰から少し顔を出して辺りを伺った
目的の"情報"を見つけたどぬくさんはポツリと呟いた
遠くから組織の声が聞こえる
思ったよりも帰ってくるのが早かったな
どぬくさんは背中から刀を引き抜き声のする方向に構えていた
これはどぬくさんからの合図だろう
俺はどぬくさんに敵を任せて"情報"を取りに行った
少し驚いた様子は見せたもののすぐに気を取り直す男
優越したような笑みを浮かべられ少し不快になる
あれ、消え…
ガキンッ
激しく金属と金属のぶつかる音がする
…
背後を取られた
それにすごく速い
俺と互角でやり合えている
俺の攻撃を受け流しながら困惑したような警戒したような表情を浮かべる
刀を振るう速度と力を高めて相手の首を的確に狙う
が、相手もしつこく抵抗してくる
でもこれが全力なんだろうな
これ以上の力が出せないのが伝わる
"壊しちゃったんだけどね"
見えた、
相手の隙と怯え
ザシュッ
血が飛び散ることも無くただ首が転がる音が響く
もふくんはとってこれたかな、?
銃を向けられている
いくら銃に慣れててもやっぱり向けられると怖い
でもだからこそあえておどけて相手の緊張を崩し自分を制する
案の定呆れたように銃を持った手を少し下げる
俺は"そこ"を待ってた
俺がついこぼした笑みを警戒してもう一度銃を俺に向けた
はずだったけど
唯一の武器はもう俺の手の中
バンッ
俺の声とは真逆に低く鈍い物騒な銃声が響く
心底可笑しそうに笑いながら姿を現したどぬ
またはは、と可笑しそうに笑いながら歩き始める
そんなに可笑しかったかな…
俺は"情報"をしっかり持ち直して歩き出した
語彙力低下中です
元々語彙力皆無なのにさらに低下してどうするって話ですよね
そしてどぬちゃんの戦闘の時相手の隙が見えるとかめっちゃ鬼〇の刃じゃないすか()
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。