あなた Said
ある日の夜。
夕食を終えたあと、ソファに並んで座っていた。
テレビはついているけれど、二人とも画面は見ていなくて、ただ並んでいるだけで心地いい時間が流れている。
ふと声をあげると、彼は隣で持っていたスマホから顔を上げた。
少し照れくさそうに言うと、彼の目がぱっと輝いた。
彼は楽しそうにして、スマホをテーブルに置いた。
さらりと甘いことを言う彼に、思わず笑ってしまう。
私達はスマホを手に取り、すぐに検索を始める。
私の胸に期待とわくわくがふくらんでいく。
彼は満足そうにスマホを閉じて、私の肩に頭を預ける。
私も自然と笑みを浮かべて、叶の頭を撫でた。
二人の間に広がるのは、ただただ穏やかで甘い未来の景色。
それを想像するだけで、胸の奥が温かくなった。
短くてすいません。いつも1000字以上書いてるけど、今日700字でした。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。