第7話

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2024/05/08 09:00
~いふside~
ないこがらんらんを呼びに行ってから割と時間が経っている感じがする。
ここから屋上まで少しは時間が掛かると思うけど呼びに行って帰ってくるだけだからこんなに時間は掛からないはずなんやけどな。
いふ
なんかあったんかな......
屋上に居なかったとか誰かに会って話してるとか....。
俺も探しに行くか。そう思い立ち上がり扉の方に歩いていった。
その時、扉が「ガラガラ」と開いた音がした。
開けた人は、______

















_____らんらんだった。
桃瀬 らん
お待たせしました~!
そう言い中に入っていった。
でも、らんらん1人だけでないこは居なかった。
もしかしたら、ないことらんらんはすれ違ってしまっているのかも知れないと思いらんらんに尋ねた。
いふ
ないことは会った?
桃瀬 らん
あ~、会いましたよ!
思っていたのとは違う答えがらんらんの口から出てきた。
会ったのならなぜないこは居ないのだろうか。
考えているのに気づいたのか、或いは思い出したのか、らんらんはこう言った。
桃瀬 らん
多分今も屋上に居ますよ
いふ
屋上.......?
屋上はベンチと花壇があるだけでそれ以外はただ風通しがいい場所。
特に人気があるわけでもないから何時でも行けるだろうに...。
それか先生や俺らと同じで先に来ている生徒に出くわしたのだろうか。
桃瀬 らん
あの、ないこさんといふさんの妹さんのあなたさんが居て...
いふ
...!!!
あなたが屋上に居たのか...
でも、どうしてだろう。あなたは特別用事はないと思うのにこんな時間に来ているのか...。
いふ
何で居るのかは分かるか...?
桃瀬 らん
いや、それについては聞きもしなかったです....
桃瀬 らん
でも、ないこさんが帰ってきたら分かると思いますよ
確かにな。ないこはちゃんとあなたが何故いるのか聞いているのだろう。
だから、ないこはらんらんを先に行かせて話し合っているから遅くなっているんだなと実感する。
いふ
ま、俺らは勉強の再開だな
ないこはまだ帰ってきていないがもうすぐで多くの生徒が来るだろうから終わらせれるところは終わらせたいなと思った。
桃瀬 らん
えぇ~....
らんらんはよっぽど勉強が嫌なのか不満の声が聞こえてくる。
教えて欲しいと頼んだのはらんらんなのにな...、(笑
いふ
ちゃんと英語教えたるから頑張れよ~、
と応援しながら勉強会を再開させて、英語を教えていった。

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