目が覚めたのは白銀の世界
頬に触れる雪が冷たい
誰一人いない冬の森
周りには積もりに積もった雪
でも不思議と孤独はない
それもそうだろう
生まれてすぐ施設へ入り
身内も知っているのは祖父母だけ
学校でも孤児は哀れみの目を向けられた末に誰も気にしなくなる
孤独とは今までの人生を通してずっと向き合い、付き合ってきた
そしてそれは恐らく
この先も、だ
でも孤独という『感情』と『感覚』とは違う
とにかく寒い
それにスリッパだとすごい滑る
雪のふわふわとしながらも突き刺すような冷たさが直に感じられる
しばらく歩いたが、どれだけ進んでも周りは森しかなく、次第に体の芯から凍えるような感覚に襲われつつあった
continue
読んでくれてる方本当にありがとうございます!
読者様が集まらなくても、私は大好きなこのお話を今読んでくれてる方だけのために書き続けるつもりです。
どうかこれからもよろしくおねがいします🙇♀️













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。