次の日学校に来たら、一人の女の子が校舎の入り口に立って待ってた。
モブ
ねーねー宮本さんなんで松本君と投稿してるの?
松本君は宮本さんのじゃないでしょ?
あなた
登校してるから何?
私は別に松本君の事恋愛対象として見てないけど?
相手にするだけ面倒なので通り過ぎようとした。
しかし、女の子は一方的に私の通り道を塞ぐ。
モブ
なんで松本君と登校するの?
あなた
は?お前には関係ねぇよ💢
邪魔なんだよ。
さっさとどけ!
女の子はビビったのか、急に態度を変えてきた。
モブ
本当にごめんなさい…。
松本君が好きなんです。
DJふぉい
俺の事好きなら、俺の大好きな人に文句言わないでくれる?
迷惑だから。
モブ
はい
そう言って女の子たちは去っていった。
あなた
ごめんね。
朝から。
DJふぉい
大丈夫。
あなた、怪我はなかった?
あなた
なかったよ!
ありがとう。
何か、段々松本の事を意識して来たかも知れない。
これから何があっても松本を信じる。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。