敗北者

あれ。死んだと思ったのに。

―研究所から一人の少年が脱出する噂が前から広まっていた。 その研究者からすると 　『美しく輝いているイヤリングをつけている。』 とのことだ。 彼が滞在した所には黄色い花弁が舞っている。 果たして彼の目的はなんなのか。 そして彼が持つ力とは一体なんなのか。 YRさんの小説大会に参加させて貰いました！

ある日突然告げられた 『まま?』 「今日からあなたはお兄ちゃんができるのよ!」 『!おにいちゃん!!』 私に兄ができたのだ 一年後 『ねーねー!おにーちゃん!』 「…」 でも、私に返事などくれず 二年後 『お兄ちゃん!』 「忙しいから出てって」 してくれたとしても素っ気ない返事だけ 十年後 『兄さん?』 「なんやねん、急ぎやなかったら後でな」 それは短期間のものでなくずっと続いた 現在 『私________』 「!?」 あぁ…やっとこっちを向いてくれた… 嫌いにならないで… ｛これは、兄弟愛 か はたまた 兄弟哀 か…｝ 兄弟パロ×軍パロです 表紙/アイコン : kakko🌸🌈 樣