第2話

日常(1)
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2024/02/06 00:15 更新
音楽、、それは、なんだか分からないけど
私が1番好きなもの、夢だった。

でも、私はそんなものを見ることが出来ない

見たくても、その目を向けてしまったら

[”私”は"私"でなくなってしまうから]
、、、
私の名前は、白鳥あなた。

中学2年生である。

音楽が好きだった、普通の人間だ
朝、。

私は目が覚めると、ベッドから起き上がり、
あなた
ん、、
周りを見渡すと、
隣には勉強机、その上には書きかけの課題がある
あなた
あ、今日は、。
”学校”

その2文字が、私にとっては憂鬱だった
キーン、コーン、カーン、コーン
正午過ぎ

昼休みの始まりを知らせるチャイムが鳴る
あなた
はあ、、
私はクラスの誰にも聞こえないように
ため息を着くと

机から立ち上がり、弁当を持って廊下へ出た
コツ、コツ、。
廊下は生徒たちでいっぱいな筈なのに
自分の靴の音だけが脳内に響き渡る
???
、、、。
あなた
今日も、、
”また1人。” 

私はそう言って、廊下の角を曲がろうとしたら
???
、、わっ!!笑
と、後ろから誰かに押し倒されそうになった
あなた
え、っ、わあっ!?
私が驚きすぎたせいか、
体制を崩しそうになると
???
あ、危ないっ!?
何とか後ろから支えてもらい、
ギリ足を滑らせるくらいですんだ
結衣
結衣
それで、まーた1人なんだ?
あなた
うん、友達と呼べるものがいなくて
そんなこんなで、
今私たちは中庭でお弁当を食べている
結衣
結衣
あなたには私がいるじゃん!
もっと頼りなよ!
あなた
それが出来るといいんだけどな、。
今、一緒にいるのは 結衣。
保育園の頃からの友達で、私の親友だ
まあ、結衣が私をどう思っているのかは
分からないけど、、
あなた
結衣はいいよね、。
たくさん友達いるんだから、。
私はそう言いながら、
お弁当の卵焼きをつまんで口に運ぶ。
あなた
それに、なんでも出来るし。
私は賑やかな風景を遠目に眺めながら
ため息を着く。


彼女は知っている。

私、そして家のことも、[お母さん]のことも。

知った上で結衣は私に優しくしてくれる
結衣
結衣
そんなことはないよ!
私にも出来ないことはある!
あなた
例えば、、?
私は気になって、結衣の方へ
視線を戻すと、、
結衣
結衣
あなたと昔みたいにイチャイチャすることッ!
太陽の光が遮られると共に
自分へ覆いかぶさろうとする結衣の姿が見えた
あなた
わあっ!?
私が驚いて、ずささっ、と
ベンチに寄りかかってしまうと

すかざず、彼女は、、
結衣
結衣
こーちょこちょこちょ!
私の脇をくすぐり始めた
放課後
あなた
、、死ぬかと思った、。
結衣
結衣
ごめんって(笑)
結衣
結衣
まさか、あのまま体勢崩して
一緒にひっくり返るとは、、。
結衣はバツが悪そうに
少し苦笑すると、さっきと変わらぬ表情で
また歩き続ける
あなた
いつもそうなんだから、!!
でも、、
あなた
変わらないね、結衣は。
私は、そう言うと 夕日に向かって手をかざす
それを横に見ながら、彼女は
結衣
結衣
、、変わらないでね、あなた。
と言った。
これが私の日常。

でも、”彼”と会ったことで
私の人生は変わってしまった。

いや、彼が私を変えてくれたのかもしれない。
続く!



プロローグからだいぶ遅れてしまい、
すみませんでした!

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