__in個室
あの空気が私には苦しくって、個室の角にうずくまった
私はオンニ達に媚びなんか売ってない
ただ大好きなだけなのに
サランオンニからしたら私は嫌な存在なのかな
もし私がデビューしたところでサランオンニに恨まれるってことだよね
アイドルとしてそれはどうなるんだろう
ついカッとなってしまってサランオンニにキツいことを言ってしまったけど
I-LANDが終了すれば私が叩かれるのかな
サランオンニが全て悪いわけじゃないし私が恨むのはおかしい気がする
少し手を出されたけど反論できる理由はないと思った
でも
本当に私はI-LANDに居てもいいのだろうか
もちろんアイドルになることが夢だけど
オンニ達は私を信用してないんじゃないかと思った
私は沢山の人から恨まれてるんじゃないかと思った
凄く胸が苦しかった
こんなとき
りきならどうするの、?
ずっと考えてたから周りの音なんて聞こえなかった
立って深呼吸をする
どうせ今の顔はすごい変だろう
あぁ、オンニは本当に優しい人なんだな
私を励ましてくれるし、
この空気を変えてくれるし
私って情けないんだなぁㅎ
それから他愛のない話をした
けど
問題は解決していない
ウジオンニは少し話しづらそうにしている
サランオンニのこと許してるなんて言ったけど
やっぱり根には持つものだ
デビューに関わることなんて言われたら私だって怒るもん
だけどそれは心の中だけに言っておく
ウジオンニと私は話しながらロビーに戻った
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。