第13話

『あなたの夜が明けるまで』解釈
774
2022/04/26 13:45
壊れていたのは世界でしょうか
(世界が動いていることじゃなくて、あなたが眠っている方が正しいのでしょうか)
間違っていたのは世界でしょうか
(上と一緒)
あなたには朝がやってこない
だからあなたのおはようはもう聞けない
(さとみくんが眠っている限り、おはようは聞けないんだよな)
時が戻ればなんて思いながら
私はあなたをこんな檻に閉じ込めてる
(僕のせいでさとみくんをこんな病室に閉じ込めてる)
声がかれるまで歌い続ければ
きっと気がついてくれるよね
(ずっと待っていたら、いつかはきっと気がついてくれるよね?)
またいつか光の降る街を
手を繋いで歩きましょう
(また一緒に光輝くライブをしようね)
空の青さを忘れるなんて
全くほんとにあなたはバカね
(相方を忘れるなんて)
壊れていたのは世界ではなくて
間違っていたのはあなただけれど
(あなたが何を忘れても世界は待ってくれないし、世界からすれば、いつも通り)
嘘で固められた世界でも
『ごめんね』
あなたに
『生きてて欲しいの』
(嘘ばっかりの世界だけど、それすらも忘れてしまってるけど、残酷で汚い世界だけど、僕のエゴであっても生きてて欲しい)
(『』で囲われたところはころちゃんのホントの思いを表してます。)
時が戻ればなんて思いながら
私はもう少しだけ諦めてる
(時が戻ればって思ってるけど、こんなに時間が経っても戻らないなら、もう無理かもしれない。僕が犯した罪は、無くならないのかもしれない。)
声がかれるまで歌い続けるのは
あなただけのためじゃない
(さとみくんの付き添いって形で歌を練習してるけど、本当は自分のためにやってる。自分も覚えていないから。)
またいつか春の空を2人手を繋いで歩きましょう
何も知らないあなたでいいの
私はどこにも行かないから
(俺も覚えてないから。ころんは何があったってころんだから。今のままでいいよ。俺が好きなころんは今のころんだから。)
リリィリリィ君の幸せなんて
願ってたあの頃に戻れないけど
知ってるよ
どうにもならないこと
でも嫌いになんてなれなかったよ
(すとぷりのこととかさとみくんのこととかを覚えてる僕には戻れないけど、忘れたって、また、好きになれたよ。)
またいつか光を歌いながら
2人手を繋いで歩きましょう
(また、前みたいに肩を組んで、光の中でライブをしようね)
明けない夜はないと教えてくれてたこと
私の手を引いてくれたこと
あなたを忘れれないよ
(どんなに辛くても、支えてくれる人がいるってことを教えてくれてありがとう。もしも、また、忘れても、また教えてくれるよね)
リリィ
(さとみくん)
何?
(何?)
ねぇ僕ほんとに君が好きだよ
(ねぇ僕ほんとにさとみくんに出逢えてよかった)
リリィ
(さとみくん)
何?
(何?)
君はどう?
(さとみくんは?)
私も
(俺も)
あなたが好きよ
(ころんと出逢えてよかった)

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