蓮side
あれからしばらく歩いて、アフト帝国跡地に向かった。
俺らは歩くスピードがとても速いため三時間ほどで着いた。
ライが言う通り、辺りに瓦礫が散乱しており、
建物は壊されて、ボロボロになってしまっている。
自分で言うのもなんだが、酷い有様だ。
息が詰まる。
どうせあれだろうな
俺が逃がした幹部たちがまだ潜んでいるのだろうと思い
捕まえるために建物を壊したに違いない。
俺は、あの時隠れるのではなく遠くに逃げろ、と言った。
それをちゃんと聞き入れてくれれば、逃げれているはず。
深呼吸をして、なんとか気持ちを落ち着かせる。
、そういえば、城は跡形もなく壊されているが
地下はどうなったのだろう。
地上は荒らされているが、地下は分からない。
俺が瓦礫をどかすと、赤い文字で描かれた
石版のようなものが出てきた。
そういいながら文字盤をいじっていく。
俺が離れると
『認証しました』
と言う無機質な声が聞こえてくる。
それと同時に床の一部が開き、階段のようになる。
ここの階段は薄暗いからな、、、
二人が言う通り、地上と違い壊された形跡がない。
下に着くと、色々な機械が置いてあった。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。