プリ小説

第42話

ありがとう side神崎舞
暗い中、私は道を歩いている。
すると、目の前に巨大な扉が現れた。
神崎舞
この先は天国か、地獄か……
そう思い、少しだけ開けると鬼の手が手招きをしている。
神崎舞
地獄…
そう思い、中に入ると鬼が私を睨み付ける。
神崎舞
…何。
こっちだ。
鬼が歩き出し、それをついていく。
着いたのは閻魔大王が亡者の裁きをしてる。
並べ。
神崎舞
……。
鬼の言われた通りに列に並んだ。
暫くして私の裁きの時間がやってきた。
閻魔大王
名と死因を。
神崎舞
神崎舞、享年20歳。死因は自宅
からの飛び降り中、喉をハサミ
で突き刺した。
閻魔大王
神崎舞、神崎舞……
閻魔帳を開き、私の名前を確認してる。
閻魔大王
おぉ、お主が神崎舞か。
神崎舞
え?
閻魔大王
ここ最近、現世で行われていた
DEATH GAMEというのでここに
来る者が多くてのぉ、皆が言う
のだ。「神崎舞と言う名の人が
来ても天国に送ってほしい。」
とな。
神崎舞
そ、そんなことが…?
閻魔大王
そうだ、罪状としては殺人罪が
あるが…自己防衛と考えたら特
に言及しないし、他の罪を探そ
うとも思わん。
後ろからざわめきがある。
しかし、一番驚いているのは私だ。
閻魔大王
まぁ、そんなわけで神崎舞。
お主は天国行きじゃ、ここには
居る必要がない。少し話をしよ
うか。そしたら、天国に送って
やる。
神崎舞
は、はい!
私は閻魔の横に座らされ、他の亡者の裁きが終わるのを待ってた。
亡者は色んな地獄に堕とされていく。
そして、休憩になったところで私は閻魔大王にこう聞かれた。
閻魔大王
DEATH GAMEに何回も参加した
ということだが…その感想は?
迷わず私はこう言う。
神崎舞
とても悲しかったです…
しかし、DEATH GAMEを通して
本当の友達と上面だけの友達が
分かるような気がしました。
閻魔大王
ほぉ〜…
それからDEATH GAMEのことを話す。
閻魔大王
…よし、天国に送るとしよう。
ついてきなさい。
閻魔大王が立ち上がる。
予想以上でかなり大きな人?だった。
連れていかれたのは階段。上に続いてる。
閻魔大王
ここを上れば天国に辿り着く。
神崎舞
ありがとうございます。
閻魔大王
礼など要らん。お主の現世での
行いが良かっただけじゃ。では
天国で達者でな。
神崎舞
はい!
礼をして私は階段を上り始める。
とてつもなく長く、本当に天国に辿り着けるか心配になったくらい長い。
そこは持っている体力で勝負。
駆け上がること2時間、光が見えた。
神崎舞
長っ……けど、後少し…!
辿り着くと、そこは雲の床が広がり、青空が見えている。
まさに天国そのものだった。
神崎舞
ついた…
すると…
???
あら、久しぶりね。
前を見ると、いたのは…
神崎舞
紗奈!
赤井紗奈
貴方までこっちに来ちゃったみ
たいね。
神崎舞
まぁ、うん。
苦笑い混じりに返事をすると、
紗奈は少しだけ笑った。
赤井紗奈
おそらく、他の子達にも会い
たいと思うわ。ついてきて。
紗奈に連れられ歩く。
暫くすると、奥の方で遊んでいる多数の男女が見えた。
気付いて手を振ってくれる中、一人の女子がこっちに向かって走ってきて私に抱き着く。
柊雪奈
舞ちゃん、凄い頑張ったね!
私、ちゃんと天国からずーっと
見守ってたんだよ!!
涙で顔がぐちゃぐちゃになった雪奈。
久しぶりにこの声を聞いた。
神崎舞
雪奈…
紗奈と雪奈と一緒に奥の方へ。
そこには懐かしい昔の皆がいた。
倉持燐翔
舞、よく頑張ったな。
神崎舞
燐翔まで…みんな来たんだね。
赤井紗奈
DEATH GAMEを終わらせたの
ちゃんと見てたわよ。
神崎舞
それが皆の願いでしょ?
赤井紗奈
ええ、そうね。
日下美琴
舞には無限の可能性があったん
だよ!きっとだけど!w
神崎舞
あ、美琴もいる!
柊雪奈
多分、舞ちゃんが一番会いたい
人はこっちだよ。
雪奈が手を引っ張って行く。
神崎舞
誰?
柊雪奈
会ってからのお楽しみ♪
そこにいたのは兄さんと蒼香…そして……
お母さん
舞。
神崎舞
!……
この声だ…
私のお母さんの優しい声、聞き続けた声…
お母さん
大きくなったね。
神崎舞冬
お疲れ様。
神崎蒼香
お姉ちゃん!
神崎舞
蒼香…あ、そうだ。柊翔は元気に暮らしているよ。
神崎蒼香
ほんと?なら、良かったぁ…
蒼香が安心したように微笑んでいる。
すると、後ろからわっと皆が集まってくる。
神崎舞
わっ!!
倉持燐翔
こっちにもう来ちゃったなら、
少しおかしいけど歓迎パーティ
でもしようぜ!
柊雪奈
お!いいよ〜!
神崎蒼香
私も混ざる〜!!
神崎舞
……。
私は本当に幸せだね。
地獄に行った人まで私を救ってくれた。
20年楽しかった。
そして、今からも楽しいと思う。
身体は無くなって死んだけど私は…
…心の中の天国で生き続ける。
人それぞれの天国の形がある。
今、私がいるところは実在した天国かもしれないし、全てを知っている弥生ちゃんの心の中の天国かもしれない。
そんなことは私には分からない。
だって、死んでいるから。
私の願いはもう全て叶っているから。
みんな、私とDEATH GAMEの恐怖を
忘れないで。
例え、終わったとしてもDEATH GAMEの
被害者はいるんだから。
私は両目から涙を流していた。
そして、全てを込める気持ちでこう言った。
神崎舞
……みんな、ありがとう。
ってね…

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✨舞✨
✨舞✨
いつも作品にお気に入りをしてくださる方! ありがとうございます!! こんにちは、✨舞✨です! 更新日は決まっていませんがご了承ください😅 《連載中》 『元の世界へ』『復活ゲーム』 『君達の投票で命は決まる』 《予定作品》(内容考え中の作品) 『DEATH GAME 〜1.5〜』 『DEATH GAME Return』 《完結》 『DEATH GAME』シリーズ (?) 〜0〜「全ての元凶となったDEATH GAME」 〜1〜「これからDEATH GAMEを始めるよ!」 〜2〜「霧ヶ崎中学校卒業式編」 〜3〜「日本中を巻き込んだ生き残りゲーム」 〜4〜「DEATH GAMEは終わらない?」 『学校閉鎖』『天才ゲーム』 専用タグ↪︎✨舞✨ 考えがごっちゃになったら作品を消してしまうことが あります!本当にすいません🙇 基本👻ホラー👻を投稿する予定! ぜひ良かったら読んでみてください! ♡やコメントがあると、投稿の励みになりますので いつもしてくれる方、感謝しています!!