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第7話

個性
部屋に戻る。(^∇^)ノ♪
you
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今夜は星が綺麗だな……
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ちょっと、見えづらいや
you
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あっ!そうだ
あなたは窓の縁に足をかけ、
屋根へと登る。
裸足のままなので冷たく、バランスも取りにくい。
you
you
でも、こっちのほうが見えやすい
立ったまま、天体観測することにした。
you
you
琴座のベガ、
白鳥座のデネブ、
鷲座のアルタイル
夏の大三角形だ。
共同スペースにて
蛙吹梅雨
あれって、あなたちゃんじゃないの?
麗日お茶子
え?どこどこ?
緑谷出久
屋根のところだ
芦戸三奈
星見てるみたいだね
上鳴電気
でも、屋根って登ってよかったけ?
……
八百万百
……怒られるんじゃないんですか?
麗日お茶子
それ以前に、昨日雨だったから滑りやすいんじゃーーー
落ちた。
へ?
数秒前
you
you
綺麗だな
you
you
手を伸ばしたら掴めそう
立ち上がる
you
you
ほえっ?
滑らせた
今に至る。
you
you
きゃっ
轟焦凍
……大丈夫か?
氷を足場に、轟くんが助けてくれたようだ。
お姫様抱っこされてた。
you
you
うっうん。
ありがと
轟焦凍
ていうか、屋根の上で何してたんだ?
you
you
えっと、天体観測
you
you
わたし、星が好きなんだ。
轟焦凍
………一旦、お前の部屋まで行くぞ
you
you
うん。
宜しく
そのまま、部屋の窓まで連れてってくれた。
轟焦凍
じゃあな
you
you
ありがとう、轟くん
轟焦凍
焦凍でいいぞ
轟焦凍
めんどくせーから
you
you
うん!ありがと、焦凍
轟焦凍
おやすみ、あなた
you
you
!?
顔が熱い。
男の子から、名前で呼ばれたのは初めてかもしれない。
上鳴電気
俺、忘れられてね
(脳内、上鳴くん)↑
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……………
気持ちを切り替えて、手につけていた高迷彩の肌色手袋を外す。
近くにあったリンゴを手にとって見る。
you
you
あっ…
リンゴはあっという間に、腐敗してドロドロになる。
you
you
大ッキらいだ…………こんな自分
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言ったら……………嫌われちゃう
you
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独りは、………………嫌だ
あなたは個性を完璧に制御できていない。
だから、手袋をつけていないと無差別に腐敗させてしまうのだ。
この個性で、身内にも嫌われた。
you
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……………………………………………寝よう
篠崎あなたの個性は『万物腐敗』。



私は…この手で、この個性で肉親を殺した。