第7話

7話
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2024/04/20 06:29 更新
私の誕生日が近くなったある日






謙杜が寝坊して恭平と2人で学校まで行ってたら
恭平
恭平
なぁ誕生日空いてる?
あなた
うん。空いてるよ
恭平
恭平
じゃあさ出かけへん?
あなた
いいよ!でも確か謙杜その日予定があった気が、
恭平
恭平
俺ら2人で
よく私たち3人で出かけることはあったけど2人で出かけるのは案外はじめてかも







一緒にいて3年経つのに
恭平
恭平
嫌やった?
あなた
ううん、全然!むしろ誕生日1人で寂しく過ごすよりか一緒に過ごしてくれる人がいて嬉しい!
恭平
恭平
良かった!じゃああなたの好きな遊園地行こや
あなた
うわ!懐かしい!謙杜と私と恭平の3人で初めて遊びに行った場所じゃん
恭平
恭平
うん!懐かしいよな。じゃあ誕生日楽しみにしてるは
あなた
私も
楽しみにしてた誕生日がやっときた










久しぶりの遊園地にテンションが上がってる私
電車で1時間くらいで着く有名な遊園地

小さいこらから大好きだった











待ち合わせ場所には意外にも恭平が先に着いていた






私の計画では早くについておいてそこで何か飲み物でも買って待っておこうと思ってたのに
あなた
おはよう!もう着いてたんだねはやいね!
恭平
恭平
楽しみではやくきちゃった!お誕生日おめでとう
あなた
ありがとう!楽しみにしてたとか可愛い
恭平
恭平
子供扱いすんなよ
あなた
してない笑

そう言って電車に乗ってたら前日楽しみであまり寝れなかった私は一瞬ウトウトしてしまった


そしたら優しく肩を貸してくれた
恭平
恭平
俺の肩使って寝ていいよ
あなた
ごめん、じゃあ少しだけ
そのままいい匂いのする彼にもたれながら眠りについた











大きな交差点に老人の乗る車が突っ込んだ








周りの人が急いで救急車を呼んだがその時点で意識はない









救急の人の声が聞こえる








意識が戻る確率は50%









私は泣いていたそして必死に手を握って何度も声をかけていた







ねぇ駿くん、ねぇってば
あなた
駿くん、、、
寝言を発した後おきた。









そして現実と向き合う









今日は楽しみにしてた恭平とのお出かけであり私の誕生日である










でもそんなことよりも助けなくちゃいけない命がある







まだ遊園地に向かっている途中の駅だったが恭平を説得する必要がある
あなた
ね、恭平。本当に申し訳ないんだけど遊園地は今度でいい?
恭平
恭平
え?でも今向かってる途中やん
あなた
ね、お願い
涙目でいうあなた
恭平
恭平
絶対に今日は無理なん
あなた
うん
恭平
恭平
理由教えてや
あなた
夢で交差点で車が突っ込んできて駿くんが血を流して倒れて意識不明で運ばれる。そして目を覚ます確率は半分
あなた
恭平だって友達でしょ。だから助けたいでしょ
でも恭平はまだ夢のことを信じられないみたい










確かにその気持ちはわかる








私だってもし友達にそんな話されたらそんなこと本当にある?って疑ってしまう気がする
あなた
ね、信じて。必ず今度2人で遊園地こよ
恭平の手を握って話すと
恭平
恭平
俺は今日をめっちゃ楽しみにしてた、あなたも同じ気持ちなんは知ってる。でも俺はやっぱり行ってほしくない
あなた
私は駿くんのところに行かなかったら、絶対後悔する。だからお願い
恭平
恭平
わかった。もういいわ、ごめんやけどあなたもう俺に話しかけてこんといてな
そう言って恭平も次の駅で降りてしまった







そして私は恭平のことも追いかけたかったけどとりあえず方向転換してタクシーに乗り込んだ








交差点まで少なくとも後15分くらいかかる






あの事故はいつ起きるのだろうか、






とりあえず電話をかけるも繋がらない






なんで、、、



しかもよりによって車が渋滞していていつもより時間がかかりそうだ






結局私は途中で降りてその後は全力で走った
必死になりすぎてとにかく無我夢中で走った


私の中では今までで1番はやく走れた



交差点の近くにいくと駿くんが見えた









あなた
駿くん
少し距離があるから声が聞こえないみたいだ
もう少しで着くとき私の横を走る車が夢ででてきた車と同じだった






やばい、もう突っ込んでくる







最後の力をしぼり走って青になって信号を渡ろうとした駿くんを後ろから抱きしめる形で引き留めた








状況を理解できない彼は驚いた顔で私の方を振り返った



その時近くのポールにあの車がぶつかった






駿佑
駿佑
うわ、びっくりした
ポールのそばにいた彼は声をあげた
そしてあせだくの私を見て驚いている
駿佑
駿佑
ね、もしかして俺を助けようとしてくれた
あなた
うん、無事でよかった
安心からか私は大粒の涙を流してしまった

とりあえずふたりで近くの公園にむかった
駿佑
駿佑
今日ってあなたちゃん恭平とデートじゃなかったの?
あなた
デートだなんて、私たちそういう関係じゃないよ友達だよ。謙杜も含めて。でも遊ぶ約束をしてたのは確か
あなた
なんで知ってるの?
駿佑
駿佑
恭平に頼まれたんよ。一緒にプレゼント選んでって
あなた
え、、
そういえば今日の行き道から恭平は片手に何やら袋みたいなのを持っていた
駿佑
駿佑
もしかして誕生日やった?
あなた
うん、今日誕生日
駿佑
駿佑
俺のせいで邪魔したやんな。ほんまごめん
あなた
ううん、駿くんが助かって私本当によかったよ
その後夢の話を全部話したら彼に優しく包み込まれた
駿佑
駿佑
ほんまにありがとう。なんて感謝しても足りないけどほんまにありがとう
駿佑
駿佑
俺が助かったのは全部あなたちゃんのおかげや。それに、俺は恭平とあなたちゃんの大事な時間も潰して最悪や
あなた
私は本当に間に合ってよかったって思ってるから気にしないで
駿佑
駿佑
でもあなたちゃんさっきから表情くらいやん、
あなた
え、、
彼を助けられたことは本当に心から嬉しい









それでも何かが引っ掛かるのは恭平に言われた言葉だ
駿佑
駿佑
俺に話てみ!
あなた
実は恭平を説得してここまできたかったけど結局納得しなかったみたいで恭平にもう話しかけてくるなって言われて、
駿佑
駿佑
ほんまごめん俺のせいで
あなた
ううん。私は自分の役目果たせて後悔してない
駿佑
駿佑
でも悲しそうやん。泣きたかったら泣いてええで
そう言ってハンカチまで差し出してくれた









私はその後どれだけ泣き続けたことか

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