それから私たちはリンさんとポドンゴさんに出会ったあと、おじさんのところに行き、でかい独り言をききサザンピースの中に来ていて、今度は謎のおじさんの後ろを歩き、さっき見たかぎ爪の腕腕をみてみた。
チラリと一瞬だが悩んだ時はキルアを見る というのがなんか抜けなくて見てしまった。
そしてその一瞬の視線に気づくキルア
そして私とモンさんは部屋の外に出た。
どれだけウボォーを忘れようと蓋をしても誰かがウボォーの話をする度に蓋が開く。
そして私は寂しくなる。もう2度と会えないから.....転生でもしてくれたらどれだけいいか。たとえ記憶がなくても......また一緒に名前を呼び合って遊んでくれるだけでいい。転生してきてくれたら今度は1人で行かせたりしないから。
皆がいる部屋に戻った私はまだ話している皆に邪魔にならないように部屋の隅っちょに座り、聞こえるか聞こえないかの声で彼の名前を呼んだ。
別にきて欲しかったわけじゃない。寂しさを紛わせれば、それでいいと思った。
でも流星街を飛び出し、師匠と会い別れ、ゾルディック家に行き、一番最初に好きになった人の名前を呼んでも、何年も一緒にいたウボォーのことを思い出してしまいこっそりと泣いてしまった。
ぽすっ
不意に頭の上になった何かはぎこちなく前後を行き来していた。
ストンッ
まあまあいい感じぃ⭐︎
次の話で、イルミとの約束事発表する〜!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。