あなた𝐬𝐢𝐝𝐞〜

...
サバナクロー寮の寮長に、私が"女子"だとバレたあの日から
なんだか周りの目が異様に気になって仕方がない。
─────────────────────────

入学式の時から、
お前からは女の匂いがする

まぁ、せいぜい他の奴らにバレないように気をつけろ

他にも鼻がいい奴はたくさんいる
─────────────────────────
女性の匂いっていうのは、人間の私からしたらよくわからないけど...
私自信がわからないからこそ、自分で対策しようがない。

(もし、エースとデュースに"女子"バレたら...)

(2人は"女子"である私から、離れていくのかな...)

あなたの下の名前(カタカナ)?
おい、あなたの下の名前(カタカナ)
子分!!
あなたの下の名前(カタカナ)...?

どうかしたか?

...えっ!!?

さっきからずっと声かけてるんだゾ!

ぼーっとしてるけど...

やっぱり、先輩達から呼ばれた時になんかあったか?

えっ、えーっと...

...なんでもないよ(笑)

そうか?

なんかあったら、いつでも言ってくれ

俺が殴り込みに((

それはマジで大丈夫だから

ステイ!仔犬共!!

今日の魔法薬学の授業は、他のクラスと合同だ

合同...
だからいつもより教室が賑わっていたのか。
私は同学年の知り合いが、このイツメンしかいないから
友達を増やせるいい機会だ。

(でも、"女子"だってバレないように
余計に気を引き締めないと...!!)

5人1組のグループを作れ

5人...

って、いうことは後1人か?

いや

グリムと俺は2人1組だから
後、2人

2人か〜

他クラスに知り合いいねーし、どうするか...

誰でもいいんだゾ!

ならグリムが呼んでこいよ

ふなッ!?

オレ様はいかないんだゾ!!

ならあなたの下の名前(カタカナ)が

え〜...

俺には無理...
そこのグループ、後2人で足りるのか?
なら僕達と組まない...?

!

僕はエペル

俺はジャックだ

よろしくな

よろしく

(え!?男の子!?
可愛い顔って羨ましい...)

...

(ケモ耳だ...)

(...ってことは、鼻がいいってことだよね!!?)

(またもや危機...!?)
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