第13話

マスコミュニケーションと戦え!
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2026/06/17 03:00 更新
日課のランニング中に雄英の前を通ったとき、たくさんのマスコミが立っているのを見かけた。

少し早めに登校した方が良いかもしれないですね。次は除籍と言われましたし。

そんなことを考えながら、普段よりも少しだけ早めにランニングを終えた。
あなた
それなのに、どうしてこうなるんですか……
校門前にたどり着いたところで、マスコミに絡まれる。
他の生徒は何とか入っていっているようだが、なぜだか私は逃がしてくれない。

身体が大きく目立つからでしょうか?
相澤消太
授業の邪魔になるのでお引き取りください。
ああ、お父さん。ちょうどいいところに。

助けてください。

そう思って視線を送れば、理解してくれたのか。
相澤消太
そこの生徒も離してやってください。
相澤消太
もうHRが始まるので。
そう言って助け船を出してくれたことで、マスコミも離してくれた。

大きいってこういう時に不便ですね。
ありがとうございます、お父さん。

教室へ移動しながらそんな会話をし、HRが始まった。
途中、遅刻ギリギリだ、と言われたときは焦ったが、なんとか弁明できた。
今回は事が事だ。理解してくれたらしい。
相澤消太
委員長を決めてもらう。
お父さんのそんな言葉で、委員長を決めることとなった。
やはりヒーローを志す者として、委員長はやっておきたい。

投票の結果、委員長は緑谷くんに。

まぁ、当然の結果ですね。彼は人を動かす力を持っている。
お昼時、持参した弁当を持って校内をうろついていると、警報が鳴った。

何かと思い、騒ぎの方へ向かってみれば、お父さんと山田さんがマスコミの対応をしていた。
今朝の通り、外部の人間の侵入は阻止されるはずだが、校内に多くのマスコミが押し寄せていた。
あなた
ひとまず通報ですかね……?
立派な建造物侵入罪。
警察に電話をかけ、対応をお願いする。

生徒の私が入っても、余計にややこしくなるだけだろう。
そう思ってその場を離れ、昼食を済ませた。

このマスコミ騒動のおかげで、委員長は緑谷くんから飯田くんになった。
「非常口飯田」という単語が飛び交い、その正体は何なのか、しばらく気になっていた。

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