()→事務所の人
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『…俺のじんたんに何してんすか?』
(え。あ。いや別に…)
『へぇ?別に?じゃあ、なんで俺たちの家と逆方向に向かってるわけ?』
(そっ、それはただ方向間違えただけで…)
『方向間違えた?笑わせんなよ。何度も家来たことあんのに間違える奴いる?笑』
『というか、さっさとその手離せよ。俺のじんたんだから。』
「…ておくんだぁ…」
『ほら、じんたん。お家帰るよ。』
「うん…わかったぁ」
『あ、このこと事務所に言うから。じゃ。』
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帰宅。
『着いたよ』
「んふふ。ありがとう…」
『早くお風呂入って寝なよ。俺もう寝るから。』
「…もうねちゃうの?なんで?おこってる?」
『いや別に怒ってねぇよ』
「やっぱおこってるじゃん…」
『怒ってるって思うならそれでいいから。もう黙ってて。』
「俺が遅く帰ってきたから?」
「女の人といたから?」
「1人でお家帰って来れなかったから?」
「なんで怒ってるの…?」
『…うるっさいな。黙っててって言ったよな?てか、理由ぐらい自分で考えれば?』
『さっさとあっちいって。』
「ねぇ…だかr…」
『言い訳とか聞きたくないから。じゃあな。』
ギュッ
『なに背中つかんでんの。服伸びるからやめてくんね?』
『さっさと離れろ。邪魔くさい。』
「テオくんが、俺の話聞いてくれるまで離さない…」
『はぁ…めんどくせぇな。分かった。分かったよ。聞くだけ聞いてやるから。』
3へつづく。
ーあとがきー
めちゃくちゃテオくんが嫉妬深い男になってしもうた。謝罪申し上げます。。なぜこんな中途半端な所できったのか。ただ単に長くなりすぎたからです。はい。語彙力無い、回りくどい作者が書いた結果こうなりました。大変だァ。
多分次回で終わります笑 引き伸ばしてすみません( •̥ ˍ •̥ )
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!