第5話

4話
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2022/07/05 04:15
目の前で、行われて居た事が終わり。

2人が部屋を、出て行った。
命音は気づかれない様に、自分の家に帰った。
命音(みこと)
((な…なんだよあれ。
男同士とか言う前に、血繋がってなくても
兄弟で……))
その日は、忘れようと
何も無かった様に、家族と食事をして。
テレビを見て、風呂に入る。

それでも、あの光景が鮮明に焼き付いていた。



ベッドの中。


月兎の姿、声がどうしようもなく
自分でもイヤになる位命音の興奮を、かき立てて居た。


いけないと思って居るのに。
自分の下半身に手が行く。
命音(みこと)
ゴメン…ゴメン月兎  
オレ……最低だ……
それでも、やめられ無かった。


それから、6年
2人は24歳になった。

月兎は夢だった美容師なって、
今の髪の色は、ピンク。


命音は、大学を出て広告会社で働いている。



美容室
店員
いらっしゃいませ。
命音(みこと)
予約してた。
園{その 命音の名字}です。
店員
はい、月兎さんですね。
命音(みこと)
はい。
月兎(つきと)
いらっしゃいませ。
鏡の前
月兎(つきと)
今日は、どうします。
命音(みこと)
おまかせで。
月兎(つきと)
わかりました。
命音(みこと)
((今も、あの光景が鮮明に頭の中にこびり付いて居る。
月兎を見ると。
一瞬でも、頭の中に浮かんでしまう。))

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