"続きは帰ってからにしよう"
松村にそう言われたものの、
次どこ行くー?
あそこ行こ
いいね
メンバーと合流したかと思えば、帰る気配は全くない。
他のメンバーは、ここに来た本来の理由を知らないわけ、?
ねぇ、
ん?どうした?
私がそう声をかけると、さっきの話が嘘かのように松村に適当な返事をされた。
いや、どうしたも何も、
他の人たちは、ここに来た本来の理由知らないわけ、?
あまりにも気が抜けすぎている、
私はそう思い、ストレートにそう言った。
知ってるに決まってんだろ
俺、ちゃんと伝えたからな
松村はそう言った。
少しドヤ顔で言ってるように見えたのは私だけなのだろうか、
おい、そろそろ帰るぞ?
そう思っていたら、松村がそう言った。
えー、何で?
何でって、
今日の用は済んだから
え、もう終わったの?早くね?
前もって調べておいたから
そんな会話が聞こえると、ちゃんと本来の理由を伝えていたのだと確信した。
でも、
え、用って気分転換でしょ?
まだ終わってないよー?
そんな言葉が聞こえたから、前に思っていたことを撤回したい。
お前らなぁ、
話にならないんだけど、
話してたんじゃないの?
話したって言っただろ?
いつもこの2人にはやられる、
珍しく、松村と同じことを考えていたみたいだ。
この2人には敵わないと、
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編集部コメント
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