第3話

三 茶と共に互いを知る
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2024/05/30 10:33
(なまえ)
あなた
こんにちは〜
(なまえ)
あなた
さぁ、入ろ?
雷電
雷電
えぇ。
彼女の世界はよく分からない。


誰も押していないのに走る謎の物体(自動車)


数絶えない人の群れ


そして、他国の様な建物が多くあること。


何が何なのか分からない。
(なまえ)
あなた
一番奥の席なら安心できるかな?
雷電
雷電
ありがとうございます、
2人で向かい合わせて席に着く。


そして分厚い丈夫な紙を見せてきた。
(なまえ)
あなた
なに…頼む?
雷電
雷電
此処は一体…
(なまえ)
あなた
そこからか…好きな物とかある?
雷電
雷電
お茶が好きです。あと甘味…
団子などが好きです。
(なまえ)
あなた
なるほど、あるかな?
彼女も私と同じように私を知らない。


けれど彼女は私に優しい目をする。
(なまえ)
あなた
じゃあ、自己紹介をしようか、
雷電も良く分かってないだろうしさ、
(なまえ)
あなた
改めて、私は雷雨らいうあなた。
このヨコハマで殺しをしているんだ。
雷電
雷電
殺し…ですか、
(なまえ)
あなた
悪い人たちをやっつける。けれど
世の中だと悪役扱い。まぁそれは
それでしょうがないんだけどね、
雷電
雷電
そうなのですね、
(なまえ)
あなた
お名前は?
雷電
雷電
私ですか?
(なまえ)
あなた
うん。
雷電
雷電
私は雷電将軍。稲妻という国を
統治する神であり、雷電影の
代わりの姿である者。
(なまえ)
あなた
雷電影?
雷電
雷電
影と変わりますので少々お待ちを、
(なまえ)
あなた
あぁ、うん。



雷電
雷電
というわけで初めまして。
私の名は雷電影。雷電将軍の
元の体と言いますか…元の人間と
言いますか…まぁそんな感じです。
(なまえ)
あなた
別人格的な感じなんだね…
雷電
雷電
貴女が私たちの主人ですよね?
(なまえ)
あなた
うん。だって一応雷電は私の
異能力だし…
雷電
雷電
異能力…
(なまえ)
あなた
どうかしたの?
雷電
雷電
私、とある本を前の世界で
読んだのです。それも異能力と言う
特殊な能力を持つ者の物語を…
(なまえ)
あなた
えっ、
雷電
雷電
舞台はヨコハマという海の綺麗な街。
主人公は虎になる能力を持った中島敦。
彼が所属するのは武装探偵社。そして
敵対するのはヨコハマをしきる
ポートマフィア。
(なまえ)
あなた
…この世界の事だ。




雷電
雷電
つまり私は、文豪ストレイドッグス
と言う物語の世界に…
(なまえ)
あなた
私の異能力の異能生命体として
転生して来たってこと?
雷電
雷電
そのようですね…
(なまえ)
あなた
まさか雷電がこの世界を物語として
見ていた人…というか神様だったなんて
知らなかったよ…
雷電
雷電
私もです。まさかあの願いが…
(なまえ)
あなた
願い?
雷電
雷電
いえ、何でも…
雷電
雷電
モグモグ(*´꒳`*)
(なまえ)
あなた
(本当に彼女は異能力の雷電なのかな?)
雷電
雷電
やはり、甘味は良いものです。
(なまえ)
あなた
それは良かったね。
雷電
雷電
戦闘の際は“将軍“に変えますが、
普段は影として活動しましょう。
(なまえ)
あなた
その方が楽なんじやないかな?
雷電
雷電
えぇ、普段は一心浄土で瞑想の
日々でしたので、
(なまえ)
あなた
めいそう…凄いね雷電
雷電
雷電
民の為ですから。
(なまえ)
あなた
すげぇや神様。

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