第12話

# 009 .
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2026/01/31 01:00 更新




上鳴電気
 なー中島 
中島あなた
 んー? 
上鳴電気
 俺らって今二年じゃん 
中島あなた
 そうやね 
上鳴電気
 勉強しないとヤバくね?? 
中島あなた
 言わないで現実逃避してたのに 





 もうすぐ期末テスト。

 勉強しないといけないことはわかっているけれど、
 やる気がでない。

 机に突っ伏して現実逃避していると
 前の席の上鳴がこちらへ体を向けて提案してきた



上鳴電気
 一緒に勉強会しねえ? 
中島あなた
 え!!する 
上鳴電気
 しゃあ、決まり!! 
 共スぺで明日でいい? 



 かなり魅力的な提案だった。

 私はテストギリギリにならないと
 危機感が出てこないタイプなので
 一緒にやってくれるならありがたい。




 
中島あなた
 おっけー!! 











 とは言ったものの、
 自分を好いている相手と二人きりで勉強。

 なんだか緊張してきて、
 布団に入ってもなかなか眠れなかった。

 

中島あなた
 お菓子でも、食べよっかな 



 むくりと起き上がって、
 机の上に置いていたチョコレートを手に取る。

 袋を開けようとした途端、
 私は一度止まった。

 明日、これを食べたことによって
 とんでもなく顔がむくんでいたらどうしよう。

 そんな考えが頭をよぎる。


中島あなた
 ......やめとこ 




 私は再び布団に入る。

 目を閉じても、彼の姿が脳裏から離れない。

 これじゃあ、まるで、


中島あなた
 上鳴のこと、好き、みたいじゃん..... 




 ぼそ、と呟いた私の声は真っ暗な部屋に溶けていく。


 そんなわけない、と脳裏からこの考えを振り払った。


 まだ冴えている目を閉じてしばらくすると
 私はいつの間にか深い眠りに落ちていた。




 好きじゃないよ。
 『まだ』ね。





 next.....


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