第3話

2話
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2022/12/20 12:41



















糸師冴
そういえばさーあなた好きな人
いないの?



不意に冴くんが問いかけてきた、






好きな人は凛くんだけど、マナミを好きな凛くんがいる前では言えるわけない。






あなた
いないよ







嘘をつくのは慣れてる、






糸師冴
なら俺の女になる?



あなた
え、?




糸師冴
冗談




いつも無表情な冴くんだけどこのときばかりはすこし笑っていたような気がした。







その後は他愛のない話しをしたり、サッカーのことを聞いた、








凛くんは世界一のストライカーになることらしい、







まっすぐな君の夢を一番近くで応援したいけど、やっぱりマナミなのかな、








そんなことを考えながら暗くなったいつもの帰り道を少し早足で歩いた。









後ろから「はやい」と聞こえたけど止まれなかった、










凛/冴
はやいって





あなた






たしかに後に置いてきたはずの二人が目の前にいて私の顔を覗き込んできた、







糸師冴
もう家じゃん







自分の家の前につき2人とわかれた、






糸師冴
じゃあな
糸師凛
また明日

















おかえりー!ご飯できてるわよ







わかった、と軽い返事をして自室に戻った、














あなた
あーー





ベットに顔を埋めた、







部活でつかれているため目をつぶったらすぐ寝れる気がした、







プrrrrrr







そんな時に電話が鳴った、







マナミ
もしもし?








あなた
どしたのこんな時間に









なにやらずっと話そうと思っていたことが
あるんだと、









マナミ
あのね、私ね…















マナミ
冴が好きなの。











え。

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