第2話

レコーディングは。
732
2023/11/20 07:42
涼ちゃんですっ
今日はね、新曲のFeelingのレコーディングDAY!
藤澤
藤澤
おはよーございまぁす
大森
大森
お、涼ちゃんおはよ〜
オフ貴くんですね
度が強いメガネとぼさっとした髪。
なんかかわいいよね〜笑
若井
若井
涼ちゃんおっはよぅ
若井はいつも通り元気だね
そしてもうギターを触ってる。ほんと偉いなぁ。
レコーディング!僕の番が来ましたよ!!
いつも、まずは自分の思うニュアンスで弾きます。
藤澤
藤澤
(重すぎないようにね、)
藤澤
藤澤
(ふわっと、ふわっと、)
大森
大森
涼ちゃん、もーちょっと力抜いていいよ
藤澤
藤澤
あ、うん
元貴の指示を受けながらレコしていきます
藤澤
藤澤
(これは、なんだろ、、)
藤澤
藤澤
(ん〜、自由に生きよう的な、?)
藤澤
藤澤
(気張らないでいいよ、みたいな、)
歌詞と音を合わせながら、
どんなイメージかなぁ、
ってたくさん考えます!これが大事なこと。
でも。
大森
大森
涼ちゃん、
大森
大森
無心でやってみ、それ。
無心?
藤澤
藤澤
どーゆーこと、?
今まで言われたことのない指示。
無心で、感情を消して。弾くこと。
大森
大森
これね、Feelingって曲だから、
大森
大森
聴く側の感情に任せたいの。
藤澤
藤澤
ほほう、、
大森
大森
だから、涼ちゃんの余計な、っていうとあれだけど、
大森
大森
演奏者の感情が入っちゃうと、そういう曲になっちゃうと思うんだよね。
まったく考えていなかったことだった。
曲を始めから染めてしまわないように、
聴く側に任せられるように、
「感情を入れない」
藤澤
藤澤
へへっ、
そういうことをしたことが無かったから、
ちょっと楽しみになってくる。
大森
大森
何笑ってんのww
藤澤
藤澤
いや、なんでもない〜笑
大森
大森
まぁ、とりあえずやってみよ。
藤澤
藤澤
うんっ





藤澤
藤澤
ほんとにこれでいいの、?






あまりに無心すぎて、手応えを感じません元貴さん。
これでいいんでしょうか、、
大森
大森
まぁ、曲にしたらわかるよー!
元貴のデモ音源と僕のパートを合わせる。
藤澤
藤澤
うぉ、
大森
大森
どう?笑
藤澤
藤澤
うぁ〜、おぉ、なるほどぉ、、
すごくぴったりハマった。
無駄なものがない、ほんとに聴く側によって変わる曲。
藤澤
藤澤
元貴すごいね、、
大森
大森
えへっまぁね〜笑
その後、若井は、
若井
若井
やべーなんかムズいかもぉ!!
大森
大森
若井w力抜けっつってんだろw
若井
若井
抜けない!!!
大森
大森
えっちな話すんなよ。
若井
若井
してねーし!!
若井
若井
んねぇどーしたらいいのこれぇえ!!!
大森
大森
あっひゃっひゃwww
始めてのやり方でのレコーディングに苦戦してました。
むずかしいよねぇ、笑
そんなこんなで
大森
大森
おつかれちゃんで〜す!
元貴は後日レコーディングのため、早退
若井
若井
うん!今日はまぁ!いい感じでしたね!
藤澤
藤澤
苦戦してたでしょ?笑
若井
若井
え?いいやぁ〜?
藤澤
藤澤
まぁ、いい経験になったねぇ〜
若井
若井
そっすね!!
ふたりで、ああだこうだ言いながら現場を後にして。
若井
若井
おつかれ涼ちゃん
藤澤
藤澤
おつかれ若井
元貴にないしょでアイスを食べましたっ
おいしかった〜!
藤澤
藤澤
次はどんな曲がくるかなぁ、笑
ミセスのキーボードである僕でさえ、
元貴の新曲が楽しみなんです。あ〜!次が楽しみっ!
Feelingに苦戦したと言っていたので!↑
個人的Feelingが大好きでございます

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