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『ありがとう…笑わせてくれて。』
昨日に引き続き、大ちゃんにお礼ばかり言っている気がして少し恥ずかしくなる。
大吾「あなたが笑ってくれるならなんでもするから。だから辛くなったら俺を見て。呼んで。もう絶対に悲しませたくないから。」
大ちゃんの真っ直ぐな瞳に吸い込まれそうになる。
私はこの優しい大ちゃんが大好きだったな。
今は、そういう好きではなくなったけれど。
『本当にありがとう。』
再び礼を言うと、大ちゃんはふはっと笑い私の頭を撫でた。
大ちゃんにホテルまで送ってもらい、部屋にチェックインして入ると一気に気が抜ける。
はぁ。
まだお昼過ぎの14時というのに眠たい。
とにかくする事も無く、眠気も覚ましたかった私は
通っているジムに行くことにした。
「あなたさん!昨日来なかったですね~。」
『あぁ、ちょっと…(笑)』
「お忙しいですもんね!無理なさらず。」
『はは、ありがとうございます。』
いつもの受付の女の子と軽い会話をして、昨日できなかった分まで追い込むようにトレーニングに励んだ。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!