あなた「えまってこれめっちゃ可愛くない??」
手に取ったリストバンドは結構赤みが強いもの。
エペル「…え、それにすんの?」
まぁ、確かに女の子っぽい?
いやでもこれはこれで他の女の子を近づけ、…
あなた「て、ここ男子校か」
エペル「…はぁ、」
ん?このテラコッタと赤が混ざったような色と黒のやつ結構よくない?
エースくんに似合いそう…
エペル「ん?…え、それいいんじゃないかな」
あなた「しゃ!えぺぺからの許可いただき!」
リストバンドも買ったし!
あなた「…この後甘いの食べにいかない?」
エペル「…マカロンある?」
あなた「もち。」
エペル「行こ」
やっぱえぺぺかわいいな。
あなた「わ、美味しそ」
テーブルに出されたすっごい美味しそうな
ケーキ達。
あなた「…ストーリー載せていい?」
エペル「…あなたチャンがいいならね」
?どーゆ意味?
まぁ、いっか
そう言ってえぺぺをメンションしてストーリーに載せた
投稿した瞬間けーくんから
「え?!あなたちゃんってもしかしてNRC通ってる?」
…え?けーくんが何故それを
「通ってる、けど?」
「けーくん3年生」
「…え?」
ええ、けーくん先輩だったの?!
あなた「どうしようえぺぺ。例のネッ友先輩だ」
エペル「え、名前は?」
あなた「けーくん」
ケイト「えええー!うっそでしょ?!」
エース「んぁ?どうしたんすか?ケイト先輩」
ケイト「お、オレのネッ友NRC通ってた、しかも多分1年生のあなたちゃん、」
エース「え゛」
エースside
キルシェがケイト先輩と仲良かった、のか
マジカメを開いてみるとキルシェがストーリーを
更新していた。
そこにはエペルと、ケーキを食べに行ってるストーリーが。
エース「…なんか、いろいろもやってしたんだケド」
気のせいだと思いたい。
気のせいじゃなーい と思ってます。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!